10/26
10雫目・幸せの基準 木漏れ日の中を歩こう
一話完結です。
オルガニートというオルゴールで作った、自作の曲をイメージしたお話です。
…ちょっと、オトメ入ってます…。
木漏れ日の中を歩こう。
あなたと二人で、口笛を吹きながら。
あなたと出会ったのは、ほんの2、3年前のこと。でもずいぶん昔に思えるのが不思議だね。
あの時の私は、色んな不幸が重なって、すべてが嫌になっていた。
夢も希望も失くして、いつも一人で膝を抱えていた私に、あなたは手を差し伸べてくれた。
私はとても弱いから、また同じ所で迷うかも知れない。
でも、あなたが負けないでと微笑んでくれる。
あなたは気付いてる?
あなたの、その優しい手や温かい微笑みが、私に新しい希望を与えてくれたんだよ。
私は、あなたの優しい手も、微笑みも、全部が好き。
恥ずかしいから、今も一言も伝えられないけど。
木漏れ日の射し込んだ並木道を抜けて、二人でどこまでも歩こう。
口笛を吹きながら、あなたと二人で散歩しよう。
それが、きっと私の幸せ。
ありがとうございました。
しばらくオルガニートの曲をイメージした話が続きます。




