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8th bullet:来いよ侵略者(インベーダー)ども!魔術なんか捨ててかかってこい!

 なんの変哲もないビル街の一つにあるドン・○ホーテ。そこに少女と20代半ばの男がいた。見た目の年齢差的におかしい組み合わせは、二人して酒類のコーナーを物色している。


「どう、まだ買える?」

「大丈夫大丈夫。足りないなら引き出すまでよ」


 男の持っているカゴには、大量の缶だのビンだのが満載しており、もはや買い占め状態だった。

 気が付くとそこは、いつもの見慣れた天井が目の前にあった。ここは自分の家の居間である。11畳というなんとも中途半端な広さをし、ソファとちゃぶ台と液晶テレビのアンバランスな配置をした自宅の居間。

 むくりと起き上がって首を右に90度旋回して、俺は現実を疑った。

 銀色の空き缶と茶色のビンが山ほどちゃぶ台の上に積んであり、そばにこれまたテキーラらしきビンを煽るセラがいた。アルコール度数が超絶高いテキーラを水を飲むかのようにくぴくぴぽと飲み干す。

 おかしいと思い自分の頬をつねってもやはり痛みはある。


「あ、やっと起きやがりましたか。」


 そう言いながら次の缶に手をのばす。顔色を見るからに全く酔った雰囲気はない。

 普通なら人間は一升の日本酒を飲んだら死ぬと教わったが、人造人間ホムンクルスは別なのか?


「にしても、こんなに呑んでよく酔わないよな・・」

「なにゆうとるんれすか現にいまカルピス飲んでるだけでありやがるだけじゃねぇれすか」


 前言撤回。完全に泥酔してる。語調がおかしいうえに、今飲んでるのはカルピスなんかじゃなくマッコリだった。


「ていうかさっきから頭がクラクラするんだが、、」

「じゃあ、飲みなしゃい」

 

 いきなりコイツはナニを言ってるんだ?もうマッコリが空になっとるし。


「いやいいって、俺未成年だし。」

「んなこまけえこたあどーでもええんですよ。ほら飲んだ飲んだ。」


いきなりウォッカのビンを取り出す。しかも絡み酒だ。


「え、ちょ、、うわなにをするやめr、」


必死にもがこうにも、あのホムンクルスの怪力には全くの無意味である上に、後頭部には女性独特の柔らかい感触がきてどうにも抵抗しづらい。二、三口ウォッカを飲み込んでしまい、胸焼けが激しくなる。てかこの体勢(あぐらをかいたセラにもたれ掛かり、セラの胸が頭に、、)でみんながここに来たr


 ガチャっ

「「ただい、、、、まぁ、、」」


(Oh,,my god.)

 

 非常に、、非常に最悪なタイミングでセルカとハルさんがきやがった。

(ええと、、ここはとにかく)


「ワリィ、ちょっと出直すわ。」

「ん~、なんかゴメンね。取り込み中に。」

「待ってお願い話を聴いて!!」



=数分後=



「で、セラの絡み酒に遭って半プロレス状態になり、こうなったと。アンタはそんなつもりはなかったのね。」

「はいぼくはなんにもわるくありません」


 あのあと俺はさっきまであったことを洗いざらい二人に話した。(玄関口で)


「まあ仕方ないよな、自力で魔力を作るには欠かせないことだし。アイツ酒回ると時々ああなるから気いつけろよ。」


(そうなのか、、)

なにかとホムンクルスにはいろいろ意味不明なところばかりである。


「まあとりあえず上がろうや、これ重いし」


よく見るとハルの両手にはドン・○ホーテのレジ袋が満載になっている。中身は全て酒だった。どうせセラ用だろう。


「にしてもよくそんなに買えたな。どっからだしたんだ、そいつら買うお金。」

「これ使ったの」


 そう言ってセルカは手のひらサイズの薄っぺらい本のようなものを見せる。っていうかこれって、、


「俺の通帳じゃねえか!!」

「そうよ。」

「そうよじゃねえよ!なんでお前が持ってんだよ!」


 確か預金通帳は、床下の漬物置き場の奥の金庫ロックありに厳重に保管した。なんで見つけた?そもそも金庫と通帳の暗証番号もあったはず。ど、どうやって、、


「通帳の場所ならアンタが寝てるうちに自白術式使ったらあっさり吐いたわよ」

「お前らサイテー。とにかく返せ。」

「はいはい」


 こうして通帳は俺の手元に返ってきた。慌てて新しいページをめくる。


(ったくいくら使ったんだ?)


預金額:433,000円

引き出し:210,500円

残金:222,500円


「、の、、、し、、」

「「え?」」

「この人でなし~!」


 なにこいつら!?ひとの通帳を勝手につかう時点で鬼だと思ってたけど、こいつらは鬼じゃない。鬼畜だ!鬼畜だ!、、大事なことなので二回言いました!


「つーかこの金額は絶対酒以外のもの買っただろ!」

「「ギクッ!!」」


やっぱり


「もういいよ。正直に言え。なに買った」

「本部との連絡用にパソコンを、、」


 ハルの代わりにセルカが答える。でもなんでパソコンが?


「どうやって連絡とってんだよ。」

「え、Sky○eだけど」

「Sky○e使ってんのかよ」


 もちろん知っている。俺自身はやってないけど。

 確かあれってネットに繋がってないと出来ないんだったよな。まいっか、どうせ後で気づくだろうし。それまであいつらの初期設定への奮闘を眺めようじゃないか。


 あいつらのイラついた顔が脳に浮かぶ。


To continue shooting,,,

どうも一ヶ月とちょっとぶりです。熱湯水割りであります。

今回は夏休みとのことで、テコ入れ回にしました。改めてこの作品を振り返ると女装はさせられるわ、2回も死亡フラグが立つわと、主人公の秋一がすごく不憫に感じますな~。

 ところでみなさんはこの夏はどうお過ごしでしたか?海とか山とかにいって盛大にはしゃいだ人もいるかもしません。ちなみに自分は実家でエアコンをガンガン効かせてぐうたらしてました。節電とか知ったこっちゃありません。ですがもう夏も終わり。学生のみなさん、宿題終わってますか~?これからもビシッと頑張っていきましょう。

 それでは、また次回。バイバイ(#゜Д゜)/~~

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