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バカだけど戦えば強いってどうよ?   作者: 狸之大将
異世界へ行くってどうよ?
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魔神を滅するペンの槍

バキン!と壊れる音が響く

これは何回目だろう

奴の槍に氷の剣を折られてはまた作り直す

ペンと槍使いの戦いも熱い戦いだった

いや、熱いのは戦いだけじゃない

この空間自体が暑いのだ

「オラオラ!どうしたどうした!」

「あー!もう暑苦しぃ!」

空間の温度は40度を超えてるだろうか

軽いサウナ並である

「しっかしてめぇ!こんなに暑いのによく汗1つかかずに動いてられんな坊主!」

「そりゃこっちのセリフじゃ熱血男!」

ペンは氷の剣を作るのと同時に自分の身体も冷やしているのだ

暑くて氷が溶けて強度がなくなってんな

「しゃあないこっちを使うか」

と言って取り出したのはタヌピス同様

ただの鉄の剣である

だけどタヌピスの「刀」とは違う

ペンのは「双剣」である

「ほお!お前二刀流か!」

「俺のエクストラスキル!二刀流!」

と、まぁどこぞのアニメのスキルが肩書きになっているわけで

ちなみに言うとヒマコレ勢はアニメが好きなので

奥義や技などはアニメやらゲームの技がモチーフで出来てたりなんだり

「しゃあ!続けようぜ!この戦いをよぉ!」

「おら!かかってこいや!」

ギャリ!と鉄と鉄が重なり合う音ではなかった

「うぇっ!俺の剣が溶けた!」

「ハッハァ!俺の槍はそんじょそこらの槍じゃねぇぜ!マグマドラゴンの牙が素材で出来てる超高熱槍だ!」

「熱すぎるわぁ!」

鉄が溶けるほどの槍をあの野郎は普通に持ってやがんな

「お前それどうして持てるんだよ」

「それは俺が炎の魔族だからに決まってんだろ!」

男は炎系統の魔族らしい

ならあの槍が持てている理由がつく

そしてペンは対策をねる

「んー鉄は溶かされる氷はほぼ無意味…」

それを顎に手を当てながら

槍を全回避しているペンである

「ハァハァ!なんで当たんねぇんだ!」

「ん?あぁ、ごめん全然気にしてなかった」

ペンは考え事をしている時はなぜか攻撃を全回避できるのだ

とりあえず必勝は出たぜ

とペンはまた鉄剣を持った

超魂付属スーパーソウルエンチャント!」

剣に冷気がまとわりついてきた

全ての世界から冷気を取ってるんじゃないかという勢いで冷気が集まっている

「モードは絶対零度だ」

超魂付属スーパーソウルエンチャントはその名の通り魂付属ソウルエンチャントよりもさらに強化された属性のことである

火なら熱

水なら冷気

木なら恵み

こんな感じで自然の力がエンチャントされるのだ

ペンの得意な属性は水

なのでこのエンチャントは冷気なのだ

「一気に寒くなったな!」

男がガチガチと震えている

「お前の剣はマグマならそれを抑えるのには冷気が一番だろ」

ペンの剣が青白く輝いて剣からは冷気が漂っている

「面白い!やってやる!」

と男が突っ込んできた

「おら」

とペンが槍を剣で防いだ

パキパキと槍から音が出ている

「俺の槍が凍る!?」

「ヒマコレの属性の強さなめんじゃねぇぞ」

チックショウ!なら!

といって男は力を貯め始めた

「我が魂に宿るは灼熱の力!我が身体に宿るは炎の化身!我!今こそ灼熱の化身にならん!」

と呪文のようなものを言い終えると

男の身体から炎が舞い上がった

部屋の温度が元に戻った

「あっちぃ!熱すぎんだろ!M岡かよ!」

『我灼熱ノ化身ナリ』

完全に化身に乗っ取られたような雰囲気である

『灼熱ノ裁キ』

ゴウッ!と灼熱の化身の口元あたりから

熱線が飛び出してきた

「あぶねぇえええええぇぇ!!!」

それをペンは緊急回避した

「何なん!当たったら死ぬだろ!」

そう、まるでドラゴンのような威力の熱線なのである

そして熱線が走ったところは溶けている

「あんなの当たったら死ぬな俺」

『業火ノ檻』

今度は地面から炎が出てきた

サークル状になってペンの周りを囲んだ

「これはマズイなかなりやばいかもしれん」

すると内側から声が聞こえる

『だーから言っただろうが俺の力を使えって』

「そんなに早く使ったらあいつ可哀想だったろ」

『まぁな俺の力はあんなマグマ一瞬で凍るぞ』

「あぁ、そうだな出し惜しみしてる場合じゃないな」

ペンがそう言うと

「来い!ポセイドン!俺の力として!俺に従え!」

『おっしゃ!行くぞペン!』

「今の俺はペンじゃねぇ!」

あぁ、そうだったな!とポセイドンが言った

真名開放リミットブレイク!俺の名はザ・ペン!」

ヒマコレ勢の最終奥義真名開放

この技は普段本当の名前を隠しているヒマコレ勢が

真名を告げ

真の力を開放するという

力が封印された者が使えるヒマコレ奥義である

そしてペンの身体に鎧が纏われた

『力は持って3分だ!そのうちにケリをつけろ!』

「了解!」

と言ってまず目の前の炎の檻を凍らせぶち壊した

『灼熱ノ拳』

灼熱の化身が拳を飛ばしてくる

「甘い!水盾ウォーターバリア!」

ポセイドンの力でマグマでできた拳を消火することができたのだ

灼熱の化身は次の攻撃を撃ってきた

『業火ノ槍』

空からマグマの槍が大量に降ってきた

「来い!水聖剣ウォーターエクスカリバー!」

と言ってペンは超巨大な水の剣を作った

「消火ァァァァァァァァア!!!!」

降り注ぐマグマの槍を次々消火していく

「あめぇ!あめぇよ!お前!」

そう言うと灼熱の化身の表情は見えないが

怒っているように見えた

最終業火ファイナルストームゴッドファイア

というと灼熱の化身は小さい太陽を作り始めた

『ペン!持続時間は10秒だ!』

「任せろ!」

と言うとペンは水の槍を作り始めた

「行くぜ!ペン式超奥義!」

と言って超巨大な槍を化身に向けた

激流スプラッシュ水神槍カノン!」

その槍は高速で回転しながら

水を纏い灼熱の化身に飛んでいった

太陽もろとも貫通していた

地面には海が出来ている

その海に浮かぶ槍使いの死体

腹に大きな穴が空いている

その海の上にペンは立っている

「その槍は魔神を滅する水神の槍俺のとっておきの超必殺だ」

『ペンよやはり早く俺の力を取り戻してくれんか干からびそうだ』

だよなぁと言いながらペンは勝利に浸るのであった

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