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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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1102/1119

月夜のこい【恋愛】【ハッピーエンド】

狂おしいほどに好きよ


あなたを愛して


あなたに口付けて


すべてを捧げて悔いのない宵に


あなたは月を見て呟くの


「もう 終わりにしよう」


呼吸が止まるほどの驚愕


そんなものがあることを


この夜初めて知ったの


わたしはもちろん


なぜと問うたわ


月に照らされて


淡く浮かび上がる


あなたの姿が涙でぼやける


ねえ 待って


どこにもいかないで


あなたでなければ


隣にいるのは


あなたでなければ


わたしは生きていけないの


あふれて留まることをしらない涙をそのままに


わたしは両手であなたの大きな手を


すがるようにつかんで


首を振った


置いていかないで


どこにもいかないで


あなたでなければだめなの


「おちついて」


くす


と笑う声は


あなたの唇から


密かに響いた


「そういうことじゃないよ」


じゃあ


どういうことなの?


「恋人をやめてね


 ──夫婦になろう」


呼吸が止まるほどの幸せ


そんなものがあることを


この夜初めて知ったの

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― 新着の感想 ―
 最近流行りの「アラサーリリース」かと思ったら、エエ話やった……。  楽な関係を自ら終わりにする漢気を応援したい。  でも、この言い回しは実際にはやらない方がイイかなとも思う。
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