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竜騎士と俺  作者: 5u6i
19/24

第十九話 宮中晩餐会

前回のあらすじ


 竜王陛下からの叙勲と、竜騎士団の拡大のサプライズ。

 慣れないセレブ扱いに、カローロは大はしゃぎ、アメリーオは慌てふためき、流石のジョセーフォも緊張していた。

 私達は大食堂隣の待合室に移動する。こんなきついコルセットは付けたことがないので、歩く度に息が詰まりそうだ。

 ジョセーフォを見ると、涼しい顔をしている。ポーカーフェイスなのか、王都育ちには日常茶飯事なのか、私にはわかりかねた。

 カローロは流石にはしゃぎすぎた自覚があるのか、おとなしくしている。そう、その方がかっこいい。

 応接間には私達の他にも、大臣や陸軍将校がその配偶者(パートナー)と並んで座っている。

 ジョセーフォは軍関係者とは顔見知りだからか、すんなり会話に参加している。

 私とカローロは横でウンウンうなずいているのが精一杯だった。


 日も暮れて辺りが真紅から深紫に変わる頃、奥から静かに弦楽が聞こえてきた。すぐに竜王陛下、皇后陛下、皇太子殿下が待合室に入室され、竜王陛下とジョセーフォ、皇后陛下と私、皇太子殿下とカローロが大食堂に案内される。

 他の大臣や将校たちも準に大食堂に向かい、従者に案内されながら並んで着席する。

 全員揃って着席すると誰が合図するともなく音楽が静かに終わり、竜王陛下が起立するのに倣って、全員が起立する。

「竜王公国において、ここ数十年のうちに狂気の種(フレネーザ・セーモ)がもたらした災害は、ここにいる誰の記憶にも深く刻み込まれている。家族を失ったもの、家や家財を失ったもの、心に傷を負ったもの、その一つ一つの苦難に王として心を痛めていた」

 一同が頭を垂れる。ジョセーフォも私もこみ上げてくる物がある。

「本日、竜王公国空軍第一航空兵団第一竜騎士分隊の三名より、この国難とも言える災害の元凶を倒したという報告を受けた。ここに杯を掲げ、この三名の英雄が成し遂げた喜ばしい功績を讃えたい。乾杯(トストン)!」

 乾杯の声と、割れんばかりの拍手と同時に音楽が再び流れ出し、竜王陛下に続いて皆が着席すると、使用人たちが一斉に食事を運び込み始めた。


 大食堂に玉葱(ツェーポ)の甘みのある香りが広がる。飴色に透き通ったわずかにとろみの有るコンソメスープだ。

 しっかりした(ボヴォ)の旨味が出ているが、一切の濁りはなく、表面には一滴の脂も浮いていない。

 浮身にはハーブの効いた小さな肉団子が入っている。滑らかな舌触りのレバーと、挽き割りにしたライ麦の歯ごたえのバランスが絶妙だ。

 私達もよく作り、食べる定番の料理だけど、ここまでの高級料理に昇華させた手間暇の掛け方が、もの凄いことがひと目で分かる。

 一口ごとに噛み締めて味わっていると、もう次の料理が待機しているので、スプーンを置いた。


 前菜は、薔薇の形に綺麗に盛り付けられた(サールモ)と茶色いソースのかかった松葉独活(アスパラーゴ)だ。

 色艶といい、身の締り具合といい、高級な 燻 鮭 (フマジータ・サールモ)に違いない。もう皿から燻製の煙が立ち上がるほどかと思うような、しっかりした豊かなスモークの香りだ。周りを支える紫色の赤キャベツルージャ・ブラスィーコのマリネが自然な酸味を加えている。そして数粒飾られている不思議な酢漬けの木の実が、また初めて食べた味と香りだった。あとでジョセーフォに聞いてみよう。

  白 松葉独活ブランカ・アスパラーゴは初夏の風物詩だ。私も小さな頃、皮むきを手伝わされたものだ。茹でたときの香りが懐かしい。上にかかるソースは胡桃味噌(ヌクソ・パースト)だった。いつも使い慣れている調味料なのに、こんなに豊かな香りがするものだとは思いもしなかった。


 続いて魚料理だ。黄金色の厚い衣がついた揚げ物だ。オレンジ色のソースが映える。

 中身は白身魚のようだったが、この凄い弾力は初めて経験するものだった。口の中で激しく反発し、次の瞬間にホロリと崩れていく。そこにフルーツの酸味と複雑な香りのソースが絡んでいく。私もジョセーフォと遠征中に沼で捕れた(アンジーロ)を開いてムニエルにしたことがあるが、その時の歯ごたえは似ているが、身のほぐれ具合がまるで違う。

 そんなことを考えながら、ゆっくり食べていたら、コルセットのせいか、半分も食べ終わらないうちにお腹が苦しくなってきた。


 次は肉料理だった。と言っても、私のように農家や旅行の多い人には見慣れた煮込み(グラーショ)だ。この香りの記憶は、竜王公国民にはしっかり染み付いている。煮込み(グラーショ)は屋外作業のときなどに、火を起こして大きな鍋で作る定番スープだ。実際明確な定義は大鍋で作ることくらいで、中身については割と自由だ。

 もっとも、大鍋いっぱいに作っても、モリーゴは美味そうにぺろりと平らげてしまうんだが……。今頃どうしてるんだろうと気にしていると、目の前に煮込み(グラーショ)(Gulasxo)がサーブされた。黒麦の麺麭(セカル・パーノ)が添えられている。

 玉葱とパプリカ、ニンニクとトマトの香りだ。中の肉はやたらと繊維の細かくて柔らかった。いつもの牛肉や羊肉ではないことしか判らない。

 材料の一つ一つの香りがハッキリと別れていながらも、決して争わない。この絶妙なバランスは竜を乗りこなすより遥かに難しいと思う。

 食べ慣れたはずの料理なのに、まるで今はじめて出会ったかのような感銘を受けながら、スープ皿を黒麦の麺麭(セカル・パーノ)でさらって食べてしまった。

 いよいよお腹が苦しい。どう見ても身体の中にこれ以上の食べ物が入っていく気がしない。

 ジョセーフォに高級なレストランに連れて行ってもらっても、普通はこのあとのデザートで終わりなのだが……。


 そこで赤い雪葩(ソルベート)が出てきたときは、デザートで良かったと少しホッとした。

 これは最近王都で流行っている円葉大黄(ラバールボ)雪葩(ソルベート)だ。円葉大黄(ラバールボ)は赤い茎の草で、たまに山中で見かけるが、かじるとものすごく酸っぱくて渋い。それがこんなにスッキリと甘く爽やかな酸味になるのだから、一体どんな魔法を使っているのかと聞きたいくらいだ。


 しかし、私の安堵はやがて漂ってきたグリルの薫りで消し飛んだ。横をちらりと見ると、カローロは皇太子殿下と楽しそうにしているし、ジョセーフォは涼しい顔で竜王陛下と話している。私も恐る恐る皇后陛下に話しかけようとモゴモゴしていると、皇后陛下から話しかけてきた。

「こういった晩餐会は初めてかしら。食べられないものがあったら残して構いませんのよ。使用人たちが片付けますのでね」

「そうなのですね。せっかくのお食事を残してはいけないと、思っておりました」

「ええ、でも次の角猪(コルナプロ)のローストは王宮でしか食べられない逸品なのよ。ぜひ一口だけでも召し上がって」

「は、は、はい陛下」

 言われたからには食べねば失礼だ。一筋の冷や汗が流れる。しかし、そんな心配は実物を見て、あっという間に消し飛んだ。。

 カートを押す執事が見えないほど大きな塊の角猪(コルナプロ)のローストが運ばれてきて、香ばしい薫りを振りまきながら、目の前でカットしてサーブされると、私の卑しい胃袋は、コルセットでぎゅうぎゅう抑えられていようがお構いなしに、すぐによこせと騒ぎ出したのだ。

 遠征中は角猪(コルナプロ)を現地調達することも有る。良いスープがとれるのだけど肉は固くて、二日煮込んだ煮込み(グラーショ)でも、ジョセーフォと私で譲り合うほどだ。

 こんがりと飴色に焦げ目のついた角猪(コルナプロ)は、その切り分けられた断面から際限なく透明な肉汁が流れている。ナイフを当てると力を入れずにふっと吸い込まれていった。信じられないほどの柔らかさだ。一切れ口に運ぶと、一瞬で角猪(コルナプロ)独特の脂の甘みと、きめ細かな繊維と肉の旨味がドッと流れて行った。

 かつてこんなローストを食べたことはなかった。ジョセーフォも驚いているようだ。

「どうですか?」

「素晴らしいです。こんな魔法のようなロースト肉は食べたことがありません」

「そうでしょう。竜王家門外不出のレシピですからね」

 皇后陛下はいたずらっぽく笑う。

 付け合せの葶藶(アクヴォクレーソ)をかじると、口の中の脂っぽさがスッと消えた。


 そろそろ野菜も食べないとと思っていた矢先がサラダだった。

 短冊切りにされた薄い紫をした大根と、紅白の二種類の菊苦菜(チコリオ)が交互に重ねられている。ピリッとする大根だったが、酸味の効いたドレッシングが見事にそれを和らげてくれた。

 このバランス感覚は、一体どんな訓練をしたら身につけられるのだろう。


 デザートは甜瓜(メローノ)の冷製スープと臥竜山脈をかたどったスフレ(スフレオ)だった。

 甜瓜(メローノ)は麦畑の端っこなどになっている、夏場の子供の定番のおやつだ。青臭いし大して甘くもないけど、川の水で冷やして、スプーンで掬って食べると、冷たくて美味しかった。そんな幼少の夏の思い出に、上品な補正を掛けまくったスープだった。濃厚な生クリームが青臭さをカバーして、そこにほのかな甘みが足されている。

 夏の太陽の光が目に浮かぶようなそんなデザートだ。そして飛竜が飛ぶ遠くの臥竜山脈には、その頂に夏でも白い雪が残っていた。

 スフレ(スフレオ)は細かく四角く切り分けられて積み上げる事で山脈を作り上げ、白い粉砂糖で雪が表現されている。

 白い粉砂糖は私も初めて見たので、もったいなくて手がつけられないと思いつつ、好奇心が勝ってしまった。一口含むと、爽やかな酸味の乾酪(フロマージョ)の香りが、一陣の夏の山風のように私の口中を駆け抜けていった。

 口の中の幸せに浸っていた私は、このあとの返礼の挨拶と歓談が控えているのをすっかり忘れていた。

用語解説


・晩餐会のお品書き

 本文ではアメリーオの視点から触れましたが、性格な晩餐会のお品書きは以下の通りでした。

 本当は全部自分で作って確認したかったのですが……(手に入らない材料もありますが)。


 【スープ Supo】

 ・牛 の 尻尾ヴォスタージョ・デ・ボヴォ(Vostajxo de Bovo)のスープ(Supo) 牛 の レバーヘパタージョ・デ・ボヴォ(Hepatajxo de Bovo)の団子(クネドリコ)(Knedliko)と共に

  いわゆる牛テールのコンソメスープ。下茹でした牛テールをオーブンで一時間焼き、脂を捨て、玉葱や人参などの野菜を足して炒めて飴色になったら、林檎酒とセロリとハーブ加えて、三時間沸騰させないようにアクを掬いながら、骨から旨味が出るようしっかり煮込んで冷まします。

  レバーの団子はこの地方の伝統料理です。石臼で粗く挽き割りにしたライ麦から作る天然酵母パンを刻みます。しっかり血抜きして林檎酒でソテーした牛レバーと小葱やハーブを擦り合わせて濾して滑らかなレバーペーストにします。刻んだパンと溶き卵を合わせてスープを加えて練り、小さな団子に整形したらスープで静かに加熱し程よい弾力に仕上がれば透明な牛テールスープに浮かべて出来上がりです。


 【前菜 Antauxmangxajxo】

 ・ 燻 鮭 (フマジータ・サールモ)(Fumajxita Salmo)と赤キャベツルージャ・ブラスィーコ(Rugxa Brasiko)のマリネ

  スモークサーモンと赤キャベツのザワークラウトを合わせたものです。薔薇の形に飾られたスモークサーモンに、細かく刻んだ赤キャベツのザワークラウトと、棘風蝶木の実の酢漬けマリニターィ・カポーロィ(Marinitaj kaporoj)つまりケーパーが、丁寧にあしらわれています。

 ・ 白 松葉独活ブランカ・アスパラーゴ(Blanka Asparago) 胡桃味噌(ヌクソ・パースト)ドレッシング

  アスパラのくるみドレッシング掛けです。元々この地方は陽射しが強くないので、アスパラも固くはならないのですが、土を掛けて日差しを遮り白くすることで甘みを引き立たてます。初夏のごく一時期にしか出回らない貴重品です。茹で汁にも香りがしっかり残るので、パスタやダンプリングを茹でて二度楽しみますが、ここは宮中晩餐会。その料理はまかない料理でしか味わえません。

  胡桃味噌は以前にも出てきていますが、すりつぶした胡桃を麦麹で発酵させたもので、甘い味噌の香りがします。このレシピのドレッシングでは煮詰めた砂糖大根の汁と林檎酢を使って甘酸っぱく仕上げています。


 【魚料理 Fisxoj】

 ・跳ね鮒(ダンツィ・カラーソ)(Danci-Karaso)の揚げ物(フリターヨ)(Fritajxo) 柑橘(ツィトルーソ)(Citruso)ソース

  白身魚のフリットに柑橘のソースです。この地方では魚と言えば、(サールモ)(Salmo)か(トルート)(Truto)なのですが、沼や湖で取れる(カールポ)(Karpo)や(カラーソ)(Karaso)や(アンジーロ)(Angilo)もあります。しかし、広い河がある地方で穫れる跳ね鮒(ダンツィ・カラーソ)(Danci-Karaso)となると、ここでは貴重品です。

  柑橘類は温暖な地方で育つものなので、魚の付け合せにするレモンなども、北部の竜王公国では輸入に頼らざるを得ません。王都は交易の活発な都市なのでレモンは割と出回っていますが、それ以外の柑橘類となるとだいぶ種類が少なくなります。

  柑橘(ツィトルーソ)(Citruso)ソースでは(ビガラード)(Bigarado)や 文 旦 (パンペルムスージョ)(Pampelmusujo)などの複数の柑橘をブレンドして、酸味と香りのバランスを取っています。


 【肉料理 Viando】

 ・仔 牛(ボヴィダージョ)(Bovidajxo)の煮込み(グラーショ)(Gulasxo)

 ・黒麦の麺麭(セカル・パーノ)(Sekalo Pano)と共に

  仔牛のグーラッシュ。ラードで玉葱をきつね色になるまで炒めた後、パプリカを加えて炒め、トマトやニンニク、ハーブと一口大に切った柔らかい仔牛をブイヨンスープで煮込む料理。小麦粉を練ったすいとんのようなダンプリングを添えることもあるが、ここではライ麦パンを添えている。


 【お口直し Sorbeto】

 ・円葉大黄(ラバールボ)(Rubarbo)の雪葩(ソルベート)(Solveto)

  ルバーブのソルベ。ルバーブはタデ科の草で、赤い茎の部分を加熱調理して食べる。旬が非常に短く、生食では酸味が強すぎるため、砂糖大根の汁と共に煮詰めたシロップにして保存している。この地方ではその色ときつい酸味から、近年まで食用にする習慣がなかった。


 【グリル Rost-Viando】

 ・角猪(コルナプロ)(Korn-apro)のロースト 葶藶(アクヴォクレーソ)(Akvo-kreso)と共に

  大型のイノシシを使った豪快なロースト。そのままローストするだけでも、野趣溢れる料理にはなるのだが、宮中晩餐会では一手間も二手間もかけて、見た目はローストでありながら、ナイフがいらないほどの柔らかさに仕上がっている。その調理法は秘伝で、竜王公国内ではおそらく王宮でしか食べられない。付け合せにはクレソンを添えられている。


 【生野菜 Salato】

 ・辛味大根(ラファーノ)(Rafano)と二種類の菊苦菜(チコリオ)(Cikorio)のサラダ

  辛味大根はアブラナ科の植物で、薄い紫をした短い大根。非常に辛いので、薄切りにして少しだけ水にさらしてある。

  チコリオは赤と白の二種類が使われた。いわゆるトレビスとアンティーブである。日差しを遮って肥大化した若芽をサラダにしている。

  ドレッシングは苦味と辛味の調和を取るために、やや酸味を強く仕上げている。


 【デザート Deserto】

 ・甜瓜(メローノ)(Melono)の冷製スープと乾酪(フロマージョ)スフレオ

  メロンのスープとチーズスフレ。メロンは品種改良が進んでいない為、青臭さが強く、甘みが少ない。それをカバーするようにピューレにして、生クリームと砂糖大根の汁で甘いポタージュスープに仕上げた。チーズスフレは、新鮮な卵とサワークリームに近いクリーム状のフレッシュチーズをたっぷり使った、濃厚なスフレ。小さく四角く切り分けられて絞り出されたカスタードクリームの上に積み上げられ、その上から雪に見立てた粉砂糖がかかっている。粉砂糖はその製造工程の多さから、竜王公国ではほぼ貴族しか手に入れられない代物で贅沢の象徴でも有る。


 【カフェ Kafo】

 麝香猫豆茶(スィヴェトカーフォ)(Civetkafo)

 豆茶蜂蜜ミエロ・デ・カファルボ(Mielo de Kafarbo)を添えて

  豆茶豆の話は次回詳しく書きます。豆茶豆の農園で養蜂も行い、その蜜を集めて豆茶豆の蜂蜜が作られます。豆茶蜂蜜ミエロ・デ・カファルボは豆茶の味を全く邪魔しないといいいます。


・その他の食材

 多くの食材が長串望先生の『異界転生譚 ゴースト・アンド・リリィ』( https://ncode.syosetu.com/n5889ek/ )からお借りしたものです。今回のお話をお楽しみいただけた方であれば、きっとそちらの話もお楽しみいただけると思います。ここではゴースト・アンド・リリィの章/話とURLだけを記載します。

 ・松葉独活(アスパーゴ)

  序章 ゴースト・アンド・リリィ 第六話 白百合と亡霊 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/6/

 ・胡桃味噌(ヌクソ・パースト)

  序章 ゴースト・アンド・リリィ 第四話 白百合と角猪鍋 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/4/

 ・跳ね鮒(ダンツィ・カラーソ)

  第四章 異界考察 第三話 亡霊とヴォーストの街・下 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/66/

 ・黒麦の麺麭(セカル・パーノ)

  第一章 冒険屋 第十話 白百合と旅籠飯 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/24/

 ・雪葩(ソルベート)

  第三章 地下水道 第二話 白百合と氷菓 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/52/

 ・角猪(コルナプロ)

  序章 ゴースト・アンド・リリィ 第四話 白百合と角猪鍋 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/4/

 ・葶藶(アクヴォクレーソ)

  序章 ゴースト・アンド・リリィ 第六話 白百合と亡霊 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/6/

 ・菊苦菜(チコリオ)

  第一章 冒険屋 第十話 白百合と旅籠飯 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/24/

 ・乾酪(フロマージョ)

  第一章 冒険屋 第二十一話 白百合と揚げ猫魚 https://ncode.syosetu.com/n5889ek/35/


・用語解説がめっちゃ長い

 今回は仕方ない。ええ、用語解説で四千字越えてるんだから、仕方ないんです。

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