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無意味な恋愛なんていうなよ!
(短歌六首)
その時計が止まった部屋に二人だけ熱い時間が流れていた夜
ただそれを『告白』という月並みな言葉で想ってくれるな『好きです……』
20℃の二月の空を見上げつつ、雪はまだかな、チョコはまだかな
チョコ食べてすぐにゴミ箱に棄てられたプラスチックのハートの容器
トーストをこぼさず綺麗に食べるよね、褒められたのは母のおかげか
突風のなかで髪を整えるみたいな無意味な恋愛でした
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お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。