デイバイデイプラスデイバイデイ《改》

デイバイデイ

あんなに遠くから朝日は来てくれる

たゆたう海上で海が耳にはいる

台風の夜は眠れずガラス窓をみる

罪人を洗う夜に眼差しはない

こよいもかなしいアドレスを打つ

銀杏が秋に舞う、風はやわらかい

星空を部屋へ招き入れた、酔うて

デイバイデイ《改》

太陽と同じ遠さから朝日は来てくれる

たゆたう海上で海が耳にはいる

氷雨の夜は眠れないガラス窓に水滴

罪を洗う夜に酒が必要だという逃げ

こよいも一行送れないメール

銀杏が風に舞うやさしい夜もある

星空が部屋へ来たのでほろ酔い

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