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夜よ、波を聴かせておくれ


あたたかい血を流してるみみたぶに理由を尋ねてみるのは野暮だよ



あさがおが落っこちるほどするどくてからだもこころも切り裂く疾風



もじのない手紙をたのしくよんでみたカラーコピーのあの桜の木



夜に波、寝苦しい夏この街のだれかにはとどくラジオのさざ波



やみのなか恋人つなぎで字幕よむポップコーンをしずかにほおばり



あなたでいいわたしを差し上げるわむろんカラダなどよりだいじなココロを



風は舞う空は青くて高いからなんでもないよと棄てちまう恋



星降りを待たず祈ったこの恋はまだ叶わないわけではないはず



少女たち、かわいいパラソル立ててすぐ間接キスしたはちみつレモン



のりきれるはずのサヨナラだったのに立ち直れる日が来ない気がして







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