表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
325/501

はずしわすれた風鈴が鳴る

短歌っぽい短歌(なんだ、それ?)を、がんばって書いてみた。


いや〜。


だけのことなんですけど。


世界一優しいうたを聴いて寝たえほんとおもちゃが散らばった部屋


それぞれが孤独を抱えたバス停で同じ眼をした少年をみた


落書きを貴女が褒めてくれたから小さな付箋が棄てられないんだ


タンポポを描いたドアを開けたとき心に春風とどく保育所


《艶やか》はムリみたいだし清楚系サラダのようなドレスで行こう



今きっとあの人をみた。逆光の坂を見上げて立ち止まる道。



散歩さえ嫌になるほどこの街のあちらこちらに二人の思い出


出会った日なぜかふたりはキスをして正しい恋など知らずに眠った


片恋に泣きそうになるこんな夜わざと明るい咳をしてみる


争いの言葉が互いを刺す宵にはずし忘れた風鈴が鳴る


白菜をすき焼きに入れている君に入れないでとは言えずに別れる


いつもそう片恋を知り冬になるつまり小雪の降る街をゆく


君が夢をほしくてひとりで泣いたことを知らない夜の街に白雪






お読みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ