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ホラ、ここに、いるぜ。《短歌バージョン》2


死んじゃダメ

言ったけれども死んだよね

そんならわたしも死んでいいよね




花が咲く

まぼろしをみて笑ってる

ねぇねぇあなたの夢をみている



死んだから

夢でしか逢えないあたたかい

はだもほおも夢で知ったの



わたし死ぬ

それに許可など求めない

ちゃんと言ってるあと追うからねと



それを知り

死んだあなたが悪いのよ

花をさがすわ花を咲かすわ




けれど眠れ

なくて安いお酒にすがる

そんなのダメでも花に頼って




花をみつけ

られず街の夜は明け

寒くて凍えた夜は終わるよ



けど寒い

朝が来たって寒いじゃない

花をみつけてお願いみつけて



花よ咲け

この世のすべての悲しみを

苦手とする人たちのこころに



朝の道

明るすぎて怖いという

知ってるだから花をさがすよ



言の葉で

こころを隠す花の香が

蛇を誘った刺すほどの香が




あの日みた

いつでもどこにもいる蛇の

花に巻きつく姿のえいえん





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