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『ただれる月夜』『苦い月』

実はこんなのも好きッ。

『いぶし銀』って感じでしょ?

えっ?

言葉間違えている?


なら、なんていうか、教えてよ!

って、お得意(えっ、いつからお得意?)、逆ギレでした。




『ただれる月夜』


松川の

駅に到着した方の

きらめく白刃陽光を受け


変わらない

昔を思い出す癖は

スプーンを使って流し込むだけ


次の人

捜す力も気もなくて

悪人だと知るただれる月夜に


年を知り

冷たい風と恋をして

悲鳴のような喘ぎを聴こうか




『苦い月』


罪を知り

なぜと問われる苛立ちに

殺してくれよとあかね空みて


苦い月、叶う夢などない夜は

コオロギがなく

河べり小道


青い月、あの頃の夢忘れ去り

逆さに震える

真実の人


人ひとり

歩き歩きで気がつけば

ひとりになって

泣いた鬼いて




叫び出す

あるいは未来を殺す眼で

白刃かざして泣かない誓いか





お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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