1話 人生が始まった日
頭に思いついた内容をつらつらと書いていきます。
矛盾などできる限りないように書いていこうとは思いますが、生温い目で見てやってください。
「…14209番、14209番!起きろ!!」
休日の朝、幸せな睡眠時間は怒声のような声で終わりを迎えた。
俺はどこか肌寒さと少しのカビ臭さを覚えながら目を開くと、そこは果たして部屋と認識していいかわからない牢屋のような場所で辺りを見渡すとこの部屋のなかに少なくとも100人はいるような感じがした。
(ここ、どこだ?夢か?)
まだはっきりとしない頭でボーッとしていると格子越しに声がかかった。
「14209番、何をボーッとしている?こっちに来い。14210番。お前もだ。」
その声は誰かを呼んでいて辺りを見渡すが誰も反応しない。
いや、1人反応してびっくりするように立ち上がったのはこの牢屋を照らす僅かな灯りに照らされた後ろで括られた美しい茶髪にそこから覗くピンッと伸びた耳、クリっとした愛らしい瞳の女性。
全身が狐色の毛で覆われており和装と日本鎧を合わせたような衣装を身にまとい、お尻にはフサフサの尻尾が生えていた。
その女性もゆっくりと困惑したような表情で歩いていた。
「14209番!早く来い!!」
再度その声が聞こえてきたと同時に、俺の首の後ろから電気が放たれるような衝撃が流れた。
「14209番って、俺?ですか??」
「そうだ。お前だ。さっさと来い。」
その番号が自分のものであるものを認識すると同時に先程の衝撃からここが夢では無いことを悟った。
牢屋から出ると他の部屋からも同じように番号を呼ばれた人達が牢屋前の通路に集まっていた。
通路に集められた人達は様々な種族がいてまるでゲームのように感じられた。
(おぉ、背の低いずんぐりむっくりした体型。あの男の人はドワーフか?俺の隣にいるこの子は獣人??向こうは尖った耳の人も見えるな。エルフか?)
俺は物語の中でしか登場しなかった種族を目の前で見てテンションが上がった。
ダンジョン探索系のゲームを遊んでいた俺が夢にまでみた種族達が目の前にいたのだから、仕方ないよね?
「集まったな。こっちだ…」
先程番号を番号を呼んでいた人とは別の、少し目元が窪み陰鬱、というかどこか気怠そうな全身鎧に身を包んだ人物に案内され俺達はとある場所へと連れていかれた。
「ここだ。王への謁見を行う。失礼のないようにな。」
目の前には荘厳な装飾の施された大きな扉があり、扉の両側には門番のような兵士が立ってこちらを見つめている。
俺達を案内してくれた兵士が手を上げ合図を送ると扉前の兵士が手に持った槍で床を叩いた。
そうすると目の前の大きな両開きの扉がゆっくりと、大きな音を立てて開いていく。
ガチャン!という音とともに開ききった扉を見つめていると気怠そうな兵士が声を出した。
「正面に見える兵士のところまで進め。彼らは王の護衛だ。あそこまでついたら立ち止まれ。」
そういうとチラリとこちらを一瞥しその兵士は去っていった。
俺達は様々に反応しながらもゆっくりと足を前へと進めていく。
そして先程の兵士に言われた王の護衛のところまで着いた。
というよりも、前が立ち止まったから俺も立ち止まった感じで恐らく先頭の人達が護衛の人達のところまで着いたのだろう。
ここから見えるのは何段かの階段の先にある玉座と煌びやかな装飾の燭台などだ。
それから5分ほどしてからだろうか、謁見の間の広間に大きな声が響いた。
「これより、この国の王による勇者様たちへの訓示がなされる!心して聞くように!」
その声からしばらくして近衛らしき人達に囲まれた王冠と煌びやかな衣装を身にまとった王様が現れ玉座に腰掛けると、堂々とした佇まいで俺たちをひと通り見渡すと喋りだした。
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