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勉強

 ヤバい。

 何がやばいって全てだ。

 俺はベアード砦に戻ってからレナードさんにこの世界の事をたくさん聞いた。その際に俺が別世界の住人であることも話したが意外と受け入れてくれた。理由は「人間とは思えない、それも勇者でもないのに勇者に正面から勝てる時点で可笑しいと思ってました。魔王といわれても信じましたよ」といわれてしまった。流石に5000人切りはやりすぎたか。

 そんな訳でいろいろと聞いたわけだがサジタリア王国が援軍をくれないわけが分かった。軍務卿、サジタリア王国の軍事部門のトップが援軍を許可してくれないせいだ。何でも軍務卿は宰相の地位を狙っていて現宰相とは仲が悪いらしい。更に現宰相の支持基盤は東部……。この時点でお察しだ。明らかに軍務卿は国内にレオル帝国を率いれて東部を襲わせて宰相の基盤を壊そうとしている。そしてそこを軍務卿が助ければ宰相の影響力は下がり軍務卿の影響力は上がる。更に今行おうとしているらしいスコルピオン帝国への懲罰行動も成功すれば宰相になるのは時間の問題だろう。

 ……だが、要はサジタリア王国に見捨てられたという事になる。俺たちは。これを伝えた時レナードさんは泣いてしまったよ。流石に忠誠を誓う国に見捨てられたのは辛いか。俺にはいまだにそう言う気持ちとかは分からないけど取り合えず抱きしめて慰めてあげた。

そんな調子でいるとレナードさんも落ち着き次の話に進む事が出来た。先ずは周辺諸国ではレオル帝国すら超える大国スコルピオン帝国。何でも500年前に12大国に分かれた時からかなり強かったらしい。現在は共和制に移行する前に権勢を誇っていたピスケス帝国の皇族を保護して彼らを大義名分にピスケス共和国に侵攻しているらしい。サジタリア王国、というより軍務卿が行おうとしている懲罰行動とはこれの事らしい。因みにこの国、サジタリア王国とは争いもなければ同盟もないまま現在まで至っているため懲罰行動によって戦争になるのでは?と噂されているらしい。流石にこの辺はベアード砦にいたんでは分からないな。

 次にレオル帝国。元々12大国の中では二番目に小さく弱い国だったらしいが2、300年前から領土拡大を行いサジタリア王国を超える大国に成長した。までは良かったが近年では皇帝が無能続きらしく国力を擦り減らしているらしい。それでもサジタリア王国より強い事は確かなようだ。

 他にもサジタリア王国と長年友好関係&同盟関係にリブラ帝国。サジタリア王国、スコルピオン帝国、リブラ帝国、更にはレオル帝国やピスケス帝国の皇族と婚姻関係にあるヴァーゴ王国。そんな国に囲まれつつ独立を保っているジェミナイ連邦がこの周囲にはあるようだ。

 そして魔王。こいつらが別格に強い。今は侵略などを行っていないようだが一度侵略が始まれば周辺は灰燼と化すと予想されているらしい。

 本来なら国同士で争わずに魔王に備えるべきなんだろうけど……。魔王が大人しくなってから国同士の争いが激化したって言っているし魔王の狙いは同士討ちだったりしてな。


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