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0.Melancholy.
―――何も上手くいかない。
私の記録は、もう既に決まっていて。
私の神様は、死んでいて。
誰も、私の味方ではない。
私の味方になった人は、みんな不幸になって。
私を嫌いな人は、みんな幸せそうで。
もう、なんでもいいや。
とりあえず、私の物語を終わらせよう。―――
遮断機の音が、鳴り響く……。
私は、遮断機に手を掛けた。
小さい頃から、この場所が好きだった。
親に手を引かれて。
友達と会話して。
踏切の音が、よく聞こえる。
もう、遮断機の境界は見えない……。




