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司の悩み

翌日の大学。視線が痛い。

「つ~か~さ~‼てめぇ何でいきなり莉子さんの婚約者になってんだよ!」とモブに言われた。

 どうやら大学中その噂でもちきりらしい。

――政略結婚なんだけどな…

 俺は内心ちょっと悲しい…。莉子さんが俺を想ってくれていたらどんなに嬉しいだろう?

「あ、莉子さん。おはよう」

「おはよう、早坂君。今日も早朝トレーニング?」

「何で知って?」

「師範に教わった」

――親父かよ‼

「まぁ、日課だから」

「私は空手する人の体形は好きよ」そう言い残し、俺とは違うゼミに行った。

――カラダ…。卑猥だ。性格とか人格を好きになって欲しいんだけどなぁ


「うーん。どうしたら莉子さん俺を好きになってくれるんだろう?」などとは同じゼミ生に相談できない。

――独占欲とか?あと、長い時間一緒に過ごすのもいいかもな。俺の事知ってほしいし


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― 新着の感想 ―
貧乏一般家庭に生まれた俺には分からないけど、財閥系や旧貴族系や大企業の御曹司とかは結婚とは、家系の為のものであり個人のものでは無いって帝王学的な教育を受けるのかな。ヒッキーも最初は自分の結婚は政略結婚…
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