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【完結】TS転生で悪役令嬢に!?~婚約破棄され辺境に嫁ぎ、ホットケーキで婚約金返済です。~【祝23万PV感謝】  作者: 近衛 愛
第4章 アカネと便利な魔法

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【男の娘021】アカネと7人の小人

「さぁさぁアカネちゃん。しゃべってばかりだとお昼の準備が進まないよ。さぁ、こっち来て手伝って頂戴。」


「はぁ~~い、お母様」


 それから、二人でお昼の準備をした。というかこのお昼は一体何人分用意しているのだろうか?


「「「ただいま~~」」」


 どうやらみんな帰ってきたようだ。


「おかえりなさい、お昼の準備は出来てますよ。」


 お昼を食べながら、ガーネットの名前をアカネに変更したことを伝えた。概ね好感触である。お父様とマッシュ兄さんは私の由来を知っているからね。


「さぁっ、美味しいお昼も食べたし、また、仕事に行ってくるか。」


「アカネはしばらく、母さんのお手伝いをすることになったから、宜しくね」


 とマッシュ兄さんが言って、また、みんな出かけてしまった。あれ、キャロットちゃんは?


「お母様、キャロットちゃんはどこに行ったのですか?」


 私はお昼の後片付けをしながら聞いた。


「キャロットちゃんなら、獣人族や鳥人族の子供たちと学校に行っているよ。」


 なるほど、辺境の地ではあったけど、学校があったんだ。どこにあるんだろう?


「お母様、私みんなのお役に立ちたいので、お昼からは魔法の勉強をしてもいいですか?」


「そりゃ~嬉しいね。ああ、大丈夫だよ。食事時の準備を手伝ってくれるだけでも、こっちは大助かりだよ。そういえば、アカネちゃんはどんな魔法が使えるんだい?空間魔法が使えるのは知っているけど」


「私が今使える魔法は、こないだ見せた物を小さくして、収納するものと。あとは。」


『7人の小人』


 魔法を唱えると、7人の可愛い緑の帽子と服を着たコロポックルが召喚された。


「わぁ~~~可愛いわね。こっちおいで」


 と言ってお母様は手招きして、寄ってきた小人をしゃがんでナデナデしていた。うんうん、やっぱり女子は可愛いものに目がないよね。私も出来ればこの子たちをずっと召喚してたいよ。


「アカネちゃん。この子たちははなにが出来る魔法なの?」


「この子たちは、ある意味私の分身みたいなものですね。私が出来ることなら、なんでも出来ますよ。こちらに来るときの荷物の準備は、この子たちに夜通し頑張ってもらいましたから。」


「あら、凄いわね。でも、これは召喚だから空間魔法の一種よね。なら、これもあまり人前では使えない魔法ね。」


「そうなんですよね。うちで誰もいない時なら大丈夫ですから。家事全般お任せあれって、感じです。」


「あら、それは助かるわね。他にはなにか面白い魔法使えるのかしら?」


「それは、今の所はないですね。ガーネットが黒魔術の勉強はしてたので、そこら辺の知識はあるんですけど、他の魔法は使ったことがないですね。」


「なら、これからどんどん基本の魔法を覚えて使っていけば大丈夫よ。私はそこまで魔力がないから、生活で使う魔法しか使えないけど、お父さんは、攻撃の魔法とかも使えるからね。」


「はい、なのでこれからちょっとずつ勉強していきますわ。レディアント家にあった魔法書は大体持ってきましたので。」


「それなら色々と覚えられそうだね。私も少しは使えるからわからない事があったら聞いて頂戴。」


「はいっ、お母様。七人の小人さん、私はお部屋に行って、お勉強してくるから、お母様のお手伝いを宜しくね。他の人には見られないように。終わったら、私のとこへ来てね。」


 小さな小人が全員敬礼のカッコをして、お母様に指示を仰ぎに行っている。


 うん、小さくて可愛いな~。さっ、私はこれから魔法とこの地域の植生の勉強をして、調味料問題と魔獣問題の解決の糸口を探っていこう。


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