診療中 ユニット2 Case5 ~ 腹黒度MAX&風見鶏「上木」~
自信満々でモデル歩きをしながらお出まし。
その無駄な自信と横柄な態度でクリニック(ランウェイ)を闊歩する。
どきな!ここは私のステージなので!!
性格もボディもワガママだぁ!
後輩に何を聞かれても
「私、知らないので!」
「私に聞かないでもらっていぃですかぁ~?」
と、逃げ&無責任が十八番!
知識も技術も皆無のくせに武道で培った気合いでマウントを取る!
仮歯はブロック上等!
印象・石膏つぎは気泡祭り!
石膏外しは破壊神もビックリ!
何をさせてもポンコツ!
けれど、教祖様小池と院長へのゴマ摺りはピカイチ!
失敗を繰り返しても謎に院長に擁護される。
まさか院長は隠れマシュマロボディファンなのか!?
その院長の口癖は
「彼女と話すと、何だか落ち着くし癒されるんだよな~。」
↑これ重症www
戦況を見て寝返る小早川タイプ。
私のバックに教祖様がいるうちは無敵なので~!
優しそうでおっとりしている見た目から性格の良さを連想され、患者さんにも勘違いされている。
失敗しても不憫に思われ許されて、謎に愛されるこの女性は
腹黒度MAX&風見鶏「上木」!
もしも上木を口腔内の細菌で例えるなら、前エピソード「藤田篇」にて記載したオレンジコンプレックスやA.a.菌だろうか?
P.g.菌よりも地味で目立たないが、地道に役割を果たすタイプだ。
歯肉縁下歯石(歯周ポケット内に沈着する歯石)のように漆黒に輝く、あるいはどす黒い縁下歯石を沈着させ、ジワジワと歯周ポケット内を荒らしていく。
上木もクリニック内で同じ働きを担っているので、彼女の腹黒さとそっくりだ。
菌からも「一緒にするな!仲間じゃない!」と言われそうだが、上木という女は平気で寝返るし裏切ったりもするので無敵だ。
要注意人物そのもの。
実はこの上木、年齢だけでみるとクリニック内で一番年下なのだ。
けれど上木は一番横柄。
なぜなら、教祖様小池の後ろ盾があるからだ。
上木は小池が仕事を頑張っているかのように見せかけるのに一役買っている。
院長にサボっていることがバレないように「仕事をしました!」アピールが強烈なのだ。
普段から人並みに仕事ができないからこそ、そのギャップから仕事ができたように錯覚するのかもしれない(笑)
その為、些細な事でも院長に都度「デキましたぁ~♪」とアピールをし、褒めてもらおうとする。
そしてそこに小池が加わり、上木は
「これは小池さんに教えてもらったからできたんです!」
と持ち上げる。
すると院長は、小池の教育・指導により出来たと錯覚し、結果、2人が仕事を沢山しているかのように認識する。
(= 院長はただのアホwww)
また、上木は人の手柄を横取りする。
私や他のスタッフがいつも通り行った業務に少し手を加え、あたかも上木自身が一貫して行った業務かのように報告し、そのアピールで院長に認めてもらおうとする。
非常に腹立たしいことだが、手柄を横取りされたスタッフ達は既に呆れているので全く気にしない。
仮に院長からそのことに対して
「上木は特に頑張っている!」
「今年も私に対して『精進します!』と書かれた年賀状を送ってくれたが、若い子が使う言葉ではないし、本当に偉い!」
「仕事中の私に対する返事もはきはきしていて、すごく綺麗な返事だと思っている。」
と、謎に朝礼で褒められ、
「みんなも上木を見習うように!」
と言われ、上木が誇らしげにしているのを見ても、その光景を普通のスタッフは滑稽だと思っていた。
心の中ではクスクスと笑っていた。
「何が精進だよ!」
「口先だけではなくて有言実行してみなよ!」
と、そこにいた普通のスタッフは誰もが思っていたはずだ。
その普通のスタッフの中でも一番ムカついていたのは笠原さんだったに違いない。
上木が新卒で就職した際に、笠原さんが新人教育担当として上木に教えていたのだが、上木を担当した当時の話をしてくれた事があった。
新卒の上木を一言で表現するならば、とにかく「ポンコツ」だったそうなのだ。
3年経った今でもポンコツではあるのだが、無駄に院長に気に入られており手を焼いたそうだ。
新卒に一生懸命に教えようとする場合、単純に答えを与えるだけの教え方はしない。
独り立ちした際に困らないように、正しい判断が下せるように、その考え方・思考の筋道まで解説しようとする為、話が長くなるのは当然だ。
だが上木は、手っ取り早く答えだけを知りたがり、いつまで経っても応用ができないので、同じ失敗や質問を繰り返したという。
上木のようにその場しのぎの対応を続ければ医療過誤に直結する。
このような人間は医療従事者としても欠格である!と言っても過言ではないだろう。
危機感を覚えた笠原さんや他の先輩は、きちんと理解してもらえるよう期待も込め、より丁寧に説明をするようになっていった。
だが、そんな風に先輩からの話が長くなった時、上木はマスクの下でこっそりあくびをする。
完全にバレバレなのだ。
それが真剣に教える者の気持ちを逆撫でしてくる。
自分が犯した失敗に対する謝罪や教えていただいた事に対する感謝の言葉もなく、謙虚さの欠片もない。
このポンコツは相手からされたら失礼だとか嫌だとか嫌悪感を与える行為がわからないのか、それとも敢えてわざとやっていたのか…。
上木の言動を知っていれば、私は間違いなく後者だと思う。
みなさんもそうだと思うはずに違いない。
そして、入職から3ヶ月くらい経った頃、あまりに酷い失敗を繰り返し、笠原さんは上木に注意・指導を行った。
その際も正当な指導の範囲を越えてはいないのに、ただ注意されただけで上木は「被害者面」をし、挙げ句「怖い」とほざく始末。
普通に教えているのに急に泣き始めて正常な会話ができないことが続いた。
自分のフォルムを利用して、全開に不憫さをアピールし
「私こんなだから(太っているから)、みんなと同じにはできっこないんです!」
と、ろくに努力などしてもいないくせにそう主張してきた。
笠原さんは端から上木の腹黒さを見抜いていた為、同情など一切せず、全く動じなかった。
「だったら全てにおいて自己管理しろよ!」
と思っていたそうだ。
しかしながら、院長から
「一日でも早く、何とか使える歯科衛生士に仕上げてくれ!」
と頼み込まれており、責任感の強い笠原さんはその期待に応えるべく、根気強く頑張ったそうだ。
…だが、それがいけなかった。
状況は一変する。
ある時、急に院長に呼び出されたのだ。
開口一番
「君のせいで上木さんが怖がっているじゃないか!」
「無理させないであげて!」
「彼女が可哀想だから、もう無理に教えたり指導したりする必要性はないから!」
「そういう事は今後一切やめてくれる!?」
と言い出したのだ。
院長自ら指示したにも拘らず…。
腹黒い上木に何を吹き込まれたのか、パワハラまがいの行為など一切犯してはいなかったのに一方的に決めつけられた。
客観的にみれば、笠原さんが院長から叱責(恫喝)を受けるのは間違っているはずだ。
私はその話を聞いた時、院長の対応は有り得ない!と思った。
笠原さんが院長から注意を受けた後、調子に乗った上木は
「私は私なりに自分のペースで覚えているので。」
「自分では『仕事がすごく出来るようになってきた』と思っているので、もう大丈夫です。」
「それに、小池さんの方が説明とか分かりやすいんで、今度からそっちに聞きますね。」
と、笠原さんの前で言い放ったというのだ…。
大気圏を突き抜けて、外宇宙に達するくらい上木の自己肯定感は高いようだ。
その後も、ほんの少しデキる事が増えただけでドヤ顔をし、たまたまついた患者さんに
「上木さん優しいね。またヨロシクね。」
などと言われようものなら
「私、担当をも越えたの!」
と盛大に勘違いをし、恥ずかしげもなくそれを周囲に話し、マウントを取ろうとしていた。
98%デキない事があっても全く気にせず、残りのたった「2%」デキたことを盛大に喜び、そのカスみたいな量でマウントを取ろうとする…。
頭がお花畑というよりは単純に腐っているだけだろう。
糖分の摂取過多。
植物だって水や養分の与え過ぎで根腐れを起こしたり肥料焼けしたりするのだから、それと同じに違いない。
成長などできずにただ枯れてゆくだけ。
上木は「芥」だ。
ちり・くず・ごみ。
自分のフォルムを利用して同情を買い、図々しくて鈍感で、上木は人をイラつかせる事に本当に長けている!と笠原さんは言っていた。
また、小中高と柔道や剣道をやっていたせいか、気合いだけで相手を負かせようとしてくるので、本当に周囲に嫌われていた。
武道をやっていた人間なら礼儀作法も同時に身に付けろよ!と思った。
よく笠原さんは
「上木はまだ若いから、周りから注意されているうちが華だよね!」
「教祖様みたいに何も言われなくなる年齢になったら終わりwそれ以上成長も出来ない。」
「基本的に人間は『呆れられたら最後』って私は思ってるんで!!」
と漏らしながら、過去の出来事を思い出して怒りに満ちた表情をしていた。
確かに、上木のように丁寧に教えてもデキないヤツはデキないのだと私は思う。
そして、仕事がデキないヤツほど努力もせず、口答えや言い訳、不平不満を吐くことばかりして口だけ達者。
他責思考。
そういった人間はこの業界においては手先が不器用・要領が絶望的に悪い人間が多い気がする。
自己評価や自己肯定感が異常に高く、プライドも高い為、絶対に謝罪しない。
謙虚な姿勢で教えを乞おうなどという思いは一欠片もないはずだ。
仕事がデキるデキないは周囲に評価されて初めて決まるものなので、勝手に自己評価して満足するなよ!と言ってやりたい気持ちになる。
もっとも、自分が一番素晴らしい!と勘違いする上木のようなタイプの人間には、恐らく何も響かないのだろうが…。
そうやって横柄な態度を取り続け呆れられ、周囲から少し避けられるようになっていった上木。
だからこそ小池や院長にゴマを摺り持ち上げて、自分の居場所を確保する術を身に付けた結果、今の上木が出来上がったのだ。
その頃の小池はただ手駒が欲しかっただけかもしれないが…。
上木も後ろ盾があるからこそ、先輩や年上に向かってカルテを投げつけるように渡したり、高圧的な態度を取り続けていた…小池がいるうちは。
私の中の上木とのエピソードで、一番ヤバいというか、こちらも恥ずかしくなるような出来事があるのでここで紹介しておこうwww
ある時、患者さんからいただいたお菓子を分けていた。
ジャンケンをして勝った者から順番に取って行くのが通常のスタイルだった。
その時、上木は2番目に勝っていた。
勝った者から選び始め、負けた者へと順番にお菓子を取って行った。
そのお菓子は数が多く、今度は逆に負けた人から順番にお菓子を取って行った。
通常であれば最後まで行き、1つお菓子が余った場合、1番勝ちの者がそのお菓子をもらう。
だが上木は、自分が2番勝ちであったことを忘れ、最後の余ったお菓子1つを素早く手に取ると、嬉しそうに貰ってしまったのだ。
みんな一瞬「えっ!?」と思い、1番勝ちの者も頭の上に「???」が出ていたが、図々しい上木はその空気感や雰囲気など一切感じ取らなかった。
素晴らしいまでの鈍感力を発揮し、嬉しそうにニコニコしながらそのお菓子を食べ始めた。
単純に「強欲」で「食欲に支配されている」のだろうが、そこにいた誰もが
「だからそんな風になるんだよね…。」
と思ったに違いない。
この件について、後に上木のいない所でみんな口々に様々な意見を述べていた。
私もモデル体型のような自慢できる体を持っているわけではないし、他人の事をどうこう言える立場でもないと思っている。
故にその内容の詳細を公表する事やこれ以上の発言は控えようと思うw
まぁ…上木の日頃の行いを考えれば、ここぞとばかりに上木に対する不平不満や罵詈雑言が噴出して当然だとは思った…。
こういった出来事は度々あったが、そこに居合わせた誰もが上木に教えることはなく、その様を藤堂と目配せをしながら小池も楽しんでいたので、上木は自分の間違いに気付く事は一切なかった。
「お可哀想に…」www
ただ単純に不器用なのか努力しないせいなのか、いつまで経っても印象採得でも石膏つぎでも派手に気泡を入れまくっていた。
そのせいで再印象になることもあり、上木の代わりに謝罪することも多々あった。
与えられた時間を大幅に超え、挙げ句、岩やブロックのような仮歯を完成させても
「右上7番(一番奥の歯)だったから、作りづらくってぇ~。」
「患者さんの口も小さかったし、段々と大きく開けてくれなくなるしぃ~、本当に大変でした。」
などと患者さんのせいにし、言い訳をする。
除石(歯石取り)も残石だらけ。
もしくはやりすぎ…。
アンダーの方がまだ救いようがあるし、患者さんも負担が少ない。
上木はオーバーインスツルメンテーションと言って、適正な範囲を超えて処置を行ってしまうことも多かった。
特にSRP実施時(スケーリング・ルートプレーニングの略称。歯周病の治療。ポケット内部の深い場所の歯石などを取る治療。)それを犯してしまうと、根面(歯の根の表面)を不必要に削り取ってしまい、後に酷い知覚過敏を引き起こしたりするのだ。
SRPは熟練度が要求される処置なのだ。
その為、経験の浅い者だとオーバーやアンダーな処置が多く発生したりするが、それは誰もが通る道。
ただ、上木の場合はフィードバックを全くしないので、それがかなりの頻度で発生していた。
「上木は精進など全くしていない!」
だからこそ、そういった不幸な結果を生じる事を全く理解してはおらず、おそらくは
「私のせいじゃない。」
と思っていたのだろう。
上木の担当していた歯周病の患者さんがなかなか治らず、院長からの指示で私や笠原さんが度々治療を引き継ぐことがあったのだが、原因は明白。
全く縁下歯石が除去できていなかったのだ。
それもまだらに点状に残石があった為、触知するのも一苦労で、治すのにかなり苦労した事があった。
上木!お前は患者さんの為に
「自信を持って処置しないでくれ!」
「過信するな!慎重であれ!」
と怒鳴ってやりたかったくらいだ。
一番の被害者は患者さんだったが、上木は院長には何も言われないし、クリニック的にもそれを伏せていたので最悪だと思っていた。
それに、院長の判断で担当をチェンジされることを上木は何とも思っていない様子であった。
担当交代の指示が出た際も謙虚ではないので「お願いします。」の一言もなかった。
まだ新人だからと、代わってもらえて当たり前だと思っていたのだろう。
自分の能力不足で担当交代を招いたという認識もないので、患者さんから歯がしみると言われても謝罪なども一切なかった。
故に、諸先輩方から
「どうして治らなかったのかな?」
「どうしてこんな状態になってしまったのかな?」
と聞かれ、気づきや考える機会を与えられても
「私じゃ無理だったんでぇ~!」
と言い放ち、開き直る始末…。
ノーダメージ。
無敵のエアバッグ(笑)
主に上木の尻拭いは、石川主任や笠原さんなどが請け負っていた。
今はそこに私も含まれている。
そんな時、よく笠原さんや他のスタッフとグチっていたのは
「何であんな上木なんかの尻拭いをやらされないといけないのかな?」
「小池を教祖様と崇めて金魚の糞してるんだから、小池が代わってあげればいいのにね。」
「でも、小池の能力も似たようなものだから無理でしょwww」
「自分の為に代わってくれる都合の良い先輩がいるから楽勝♪とか上木に勘違いされたくないよね。」
「代わるのは歯周病の患者さんをきちんと治す為だけど、絶対にそうは思わないよね。」
「誰も後輩の上木を助けたいなんて思わない。」
「上木が可哀想だからって担当の交代をしているスタッフなんて誰もいないんですよ。」
「まだ3年目だから許されるんだということを知れ!って感じです。」
「上木より努力して2年目でも上手にSRPやれる子なんて沢山いるのに、自分が恵まれた環境にいるの全く分かってないよね!」
「現実を見て、鏡も見て、自分の本当の姿を理解したらいいのに!どこからあの腹立たしいまでの自信が出てくるのか理解に苦しみます。」
などなど…。
尻拭いを請け負っている先輩方が集まると、上木に対する罵詈雑言しか出て来なかった。
まぁ、小池の手先になり、カルテを投げるように渡してくる不届き者。
そんなヤツを「同僚や仲間」とは誰も思わないのは当然だ。
後に上木は、その怠惰と周囲に対する行いのせいで自分の首を絞める事になるのだが、それはまた次の機会に語ろう。
あれは上木にとって最大の窮地であり悲劇。
私たちにとっては最高の喜劇だったwww
みなさんの周りにもこういう歯科衛生士がいたら、ぜひ「反面教師」にしていただきたい。
そして、知識や技術もないのなら、態度や派閥を利用してマウントを取るのは
「歯科衛生士として間違っている。」
「人としても非常に恥ずべきことである。」
と教えてあげて欲しい。
もっとも、そういった人間にその言葉を理解する知能は備わっていないのかもしれないが…。
残念♪www
上木のモデルは2人います。
50 : 50にしてあります。
「A」は細身で武道経験者。超強気。
「F」はワガママボディ&勘違い野郎。
それ以外は二人とも似た者同士で仲良しでした。
類友ですよね(笑)
このエピソード、本当にあったとかないとか…www
「F」に関してはマスクの下であくびをする話は事実だって誰かが言ってましたぁ~♪(とぼけ☆)
そういう女たちなので、ガチでヤバみの極みでした!
…という設定なだけですよ♪♪(笑)




