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序章
一九◯◯年 イタリア
月明かりに照らされた薄暗い河川敷に三人の男がたむろしていた。
「なんだこれは?」
三人の視線の先には近未来的な機械音が鳴る謎の物体が、白煙を出しながら置かれていた。丸く、頂点を潰した円錐のような形をしている。表面は白く光る金属か何かで作られているようだった。大きさは大人が中に入れるぐらいだ。ナカムラが言った。
「誰か触ってみろよ。中に何かあるかも。」
その発言をエドワードがパスをした。
「じゃあ、アレックス、これ、触ってみろ。」
「嫌だよ。そう言うお前が触れよ。」
「いや、俺は6日後母国イギリスに帰るんだ。怪我はできない。」
アレックスはがっかりした顔をした。
「ふーん。じゃあ、ナカムラ、お前が触れよ。提案者だろ?」
「皆度胸ねーな。侍魂見せてやる。」
そう言ってナカムラは恐る恐る物体に触れた。その瞬間、物体が光輝き、三人を閃光が包んだ。




