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三代勇者   作者: しゅーまい
シュカルーネ大陸編

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70話 雷魚&宝魚脱獄

謎の集団とやばそうな魔法使いに出会ってしばらく待っていると、宝魚たちが帰ってきた。


「おーい、結構とれたぞー」


そういってこっちに走ってくる。


「おお!まさしくそれは風邪の薬草。よし、すりつぶしてお湯と一緒に飲ませるんだ」


師匠に言われたとおりにした。

薬草を飲んだ小魚は、しばらく寝て、起きた時には元気いっぱいになっていた。


「よし!じゃあ、レッツラゴー!」


なんか小魚が一番張り切ってるんだが…………………


そうして俺達は雪原を歩き出した。

師匠は冒険厳密機をいじりながら言う。


「よし、ここをしばらく真っ直ぐいくとシュカルーネ王国につく………」


次の瞬間、師匠の腕に矢が刺さった。


「「「!?!?」」」


驚いて矢が飛んできたほうをみるとニヤリとしたさっきの集団の一人が弓を構えていた。


「我ら、魔爪武団マオジングルーの名に懸けてこいつらを殺すぞー!」


魔爪武団マオジングルーだと?殺すだと?理解が追い付かない……………

だが、魔爪武団マオジングルーのほぼ全員が弓矢を構えたのをみてハッとした。


「撃てー!!!」


一斉に放たれた矢を防御魔法で防ぐが、なぜかやばい威力だった。


5本あたっただけでヒビが入った。

そのまま大量の矢を受け続けて……………


バリン!!


ほぼ同時に全員の防御魔法が割れた。


「「「ぐわぁぁぁ!!!!!」」」


矢の雨が降ってくるようだった。

途切れなく大量の矢が降ってきて、全身に激痛が走った。

みんなもやられていた。

とくに師匠。

聖魔軍だと知っているのか、特に多く矢が降って、突き刺さっていた。

激痛で力が抜け、意識も遠のいていった……………………


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ここは?

気づけば、真っ黒なところにいた。

どこだ?真っ暗で何も見えない。

まだ体中が痛い。

出血もしているっぽい。

まだ死んでないってことは、あれからまだあまり時間は立ってないっぽいぞ。

みんな!いるのか?

と言おうとしたが、声ではなく血が出た。

吐血……そうとうダメージを受けてるな……………

周りが明るくなる魔法があるが、声を出せないから呪文を唱えられない………………

いや、大丈夫だ。

暗い場所は慣れたら見えてくる。

そう!みんなも体験したことあるだろう。

寝るときに電気消したら暗くて何も見えないけどしばらく目を瞑って 寝れない! と思って目を開けたらあれ、結構見えるじゃん。

っていう体験を!


しばらくすると徐々に周りが見えてきた。

みんなはいないっぽい。

どうやらここは牢屋のようだ。

ここから脱獄しなければな………………


「ベーゼトゥーテン!」


鉄格子にベーゼトゥーテンを撃ったが、ビクともしない。

なら、


「ドゥルフ オブジェクト!」


この攻撃でもダメか……………どうしよう…………どこか抜け道がないか調べてみよう。

そして俺はしばらく抜け道を探した。

そしたら………………


「ん!?ここだけなんか緩いぞ」


壁の一部が緩くなっていた。

過去に誰かが脱獄した跡だろうか?

修正が適当で助かった。

そして俺はそこを魔法などを使いながら一生懸命掘った。

5分ほどたっただろうか?

通気口みたいなところに繋がった。

俺はその通気口をしばらく進んだ。

すると、ある部屋にでた。

だが、見張りが結構いる。

ここを強行突破するのが一番手っ取り早いだろうが、間違いなく追っ手を呼ばれる。

ここは慎重に…………


「エーデルシュタイン ゼーリエ!」


宝魚!?


「「「ぐわぁ!!」」」


うわぁ、10人くらいの見張りを一撃で倒しやがった……………


ガン!

と通気口の入口を蹴り飛ばして部屋に飛び降りた。


「よ、宝魚」


「雷魚!無事でよかった」


「ああ、宝魚もな」


「大丈夫か?かなり出血がひどい…………」


「うん、今はね。このまま放置したら死ぬけど。」


「早く脱獄して治療しよう。」


そういえば宝魚あまり出血してないな……………


「宝魚はあんまり出血してないな」


「うん、なんか知らんけど止血の仕方分かった」


「へぇー、え!?」


う、うそだろ?


「ど、どうやったんだ?」


「なんか、出血してるところに意識を集中させてテイ!ってやる」


わかんない…………まあ、いいや。

こんど詳しく聞こう。


「とりあえず今は脱獄だ」


「そうだな。どっちに行く?」


2つ扉があった。


「適当にこっちだ!」


宝魚が右を指差して言う。

そっちに行くと、牢屋がズラー!と並んでいた。

みんながいないか探しながらいったが、いなかった。


牢獄エリアを抜けて、普通の洞窟にきた。


「まじかよ……………なんでこんなところに洞窟があるんだよ………………」


とか言いつつ、洞窟を進んでいった。


「「は?」」


え?え?

どゆこと?

なんか、いるんですけど………………魔杖使エクステッキが50体くらい。

魔物だから遠慮なしに行けるけど、流石に50体はキツイ……………


「大丈夫。いこう雷魚」


「え?本気で言ってんの?」


「本気で言ってる。見てろよ」


宝魚は強魔剣を構えた。炎属性を発動させた。

ブオオオオオオ!!

うわうわ、馬鹿かっけえ。

炎を纏う剣を構えて宝魚は魔物に突っ込んでいった。

シュン!

という音と

ブオオオオオオ!!!

という音が重なった。

次の瞬間、前線にいる魔物達が炎の残像とともに吹っ飛ばされていた。


「な…………」


そのあまりの強さに絶句してしまった。


「フゥー……………」


とと一息ついて、さらに剣を構えた。


剣舞けんぶえん 広斬炎転こうざんえんてん!」


炎のエフェクト(?)から見るに、横に大きく丸を描くように斬撃を入れた。


さらに魔物を吹っ飛ばした。


残りの一体はボス的な奴だったようで、耐えていた。

なにやら呪文を唱えると、水が飛んできたが、


「剣舞・炎 炎斬一閃えんざんいっせん!」


目にもとまらぬ速さでそいつの首をはねていた。

一瞬の出来事だった。

最初の斬撃を入れようとしてからたった5秒。

それだけで50体倒したのだ。


「宝魚…………いつのまにそんなに強くなったんだ?」


「うーん。なんでだろうな。牢屋で目覚めて、壁に剣を技っぽい感じで振り下ろしたらものすごい威力が出たんだよな。しかもめちゃくちゃ速なってるし。」


さっきの止血といい、いったい何があったんだよ………………


「剣舞・炎とか言ってるのはなんだ?」


「あ、いや、それは……………自分で考えた……」


宝魚は顔を赤くして言う。


「かっこいいじゃん!ネーミングセンスグッド!」


「ありがと」


そんなこんなで洞窟をさらに進んでいった。


「おいおいマジかよ…………」


こんどは、激流竜ヴァーサードラゴンがいた。


「よし、剣舞・炎 炎斬一閃!」


ガキーン!


爪ではじかれた。


「ギャオオオオオオン!!!」


尾で宝魚は吹っ飛ばされた。


「ぐわっ」


「宝魚!」


大丈夫だ。

俺は雷が使える。

水属性のこいつには、効果は抜群だ!


「ドゥルフ!」


チュドーーン!!


「「え?」」


ドゥルフだけで、ドゥルフ グランドくらいの威力の奴が出た。


「「え?え?」」


直撃してもちろん大ダメージ。


「ギャオオオオオオン!!!」


口から、水流を吐き出してきた。

それを防御魔法で防いだ。

なんだ?なんか……………本能というか…………本能的なのが言っている。

雷速を使えと。

雷速?つまり瀕死になれって?だが、俺はなぜか普通にできそうだった。

電気を足腰に集中させて、足に力を入れる。

そして一気に解放させる!

激流竜ヴァーサードラゴンとの距離が一気に近づいたかと思えば………………


バアアアアアアアアアアアアン!!!!!!


というやばい音と、頭の激痛とともに気を失った………………





「雷魚!」


ハッ……………

一瞬で記憶がよみがえる……………


「俺、雷速に反応出来なくて壁にぶち当たって気を失った?」


「そう、その通りだ。けど、そのおかげで激流竜ヴァーサードラゴンを倒せたぞ。」


宝魚が言う。

てか、さっきのドゥルフの威力といい、雷速といい、俺達なんかめちゃくちゃ強くなってない?

まあいい。

それは後で考えよう。

今は脱獄だ。


「よっこいせ」


立ち上がった俺をみて宝魚は心配そうに言う。


「大丈夫か?」


「ああ、」


見た目的に明らかに大丈夫じゃないんだろうな。

全身から出血して頭からは大量出血して。

でもなんか本当に平気なんだよな……………


「よし、いこう」


そうしてしばらく歩くと、開けた場所に明かりが見えてきた。


「「あ!」」


みんなが頑丈そうなドアを一生懸命開けようとしている。

明かりはそのドアについている窓?みたいなやつから漏れているやつだった。


「「「あ!雷魚!宝魚!」」」


よかった。

みんな無事っぽい。


「この扉開かないんだよ。」


小魚が困って言う。


「うーん。かなり頑丈そうだし…………どうしようか……………」



ってな感じで困っていることはあるけど、全員無事でよかったよかった。

おまけ 宝魚の剣術の名前つけ


うわぁ!なんだこれ!なんかやばそうな技うてたんだけど。

よし、名前を考えよう。

うーん……………そのまま剣術?いや、辞めよう。

剣炎?いや、なんか 犬猿の仲 みたいでダサいな。

剣の舞?

うーーーーん……………あ!剣舞だ!剣舞・炎だ!

いいねいいね。

さっきの技名は、 一閃 を入れたいな……………


うーん。あ、炎斬一閃だ!よし!決めた!



名前を決めるのに結構時間がかかった宝魚であった。

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