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過保護なパパは心配性!  作者: 荒巻
学校の章
12/19

7:ドローマ先生の授業①

今日はドローマ先生の授業

ドローマ先生はいわゆる戦士って感じの男先生だ。


「俺が今日から皆の戦闘訓練を受け持つドローマだ。よろしく頼むぞ。」

がははっと豪快にわらいながら皆の前で教鞭をとる。


「皆に知ってもらいたいのはステータスについてだ。

 生き物にそれぞれレベルがあるのは知っての通りだ。

 知能の高い種族はだいたい相手のレベルを知ることができる能力を持っていると言われている。

 俺のステータスが見えるか?」


皆うなずく。

私もドローマ先生に意識を集中する。

Lv30という数値が頭に浮かぶ。


「俺のステータスはどう見えた?」

「はい。Lv30と見えました。」

一番前の生徒が答える。


「そうだ。我々は集中すれば相手のLvを見ることができる。

 この能力は弱い種族が相手の強さを的確にとらえるために発達したと言われている。

 今は我々人型の種族が多く暮らしているが、過去我々より強い種族が多くいたためこのようなことができるようになったと言われている。」


先生は笑いながら付け加える。

「弱いからこその危機回避能力の一つというわけだな。」



「今、配ったのは一般的な人族のステータスを表したものだ。

 自分以外の相手はレベルしか見えないが、自分のステータスは数字が見えるだろ。

 自分のステータスと比べてみろ。」


配られたプリントには

一般的な20歳男性のステータス

LV:5

HP:15/15

MP:5/5

攻撃力:10

素早さ:8

器用さ:5

魔力:5

幸運:5


私のステータスはLv4、Lvは低いがもらったプリントのステータスよりもかなり高い。

名前:ニーナ・ブラフォード

LV:4

年齢:16

種族:不死王  

HP:45/45

MP:40/40

攻撃力:42

素早さ:35

器用さ:35

魔力:45

幸運:67

ギフト:支配・眷属化・吸収


初めて知ったけど、私は一般の人よりは強いようだ。

先生のレベルは30だけどわたしよりどのくらい強いのだろう。

パパやママ、ゼフィのレベルは集中しても見ることができない。



「さて、自分の実力はわかったか?

 レベルが低くても一般的なステータスよりも高い者もいたはずだ。

 またレベルが同じでもステータスは一定ではない。ベースは遺伝による要素が強いからな。」


皆の表情は落ち込んでいる者や、うれしそうな者さまざまだ。


「ただしレベルやステータスが高くても低くても、戦闘能力以外には全く関係ない。

 強いにこしたことはないが、頭の良さには関係ないな。はっはっは」

先生は楽しそうだ。


「だが、皆には卒業までにLv10以上になってもらう。

 導くものは先頭に立たねばならない。そのためには力が必要だ。

 さて、これからLv30の強さというものがどのくらいかを実技の訓練で体感してもらう。」

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