表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴンの卵に転生したら、目玉焼きにされてドラゴンゾンビになった  作者: 金銅才狸


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/311

50第三王子4(後で修正必要)

 王都、第三王子の屋敷。

 第三王子の雑務室にて。 

 巨大な机の上で俺はジタバタする。

 バナナ飽きた。

 王子は椅子に座っている。

 王子は俺を見てニコニコしてる。


「王子。セーラ様から手紙が………」

「よし、燃やせ」

「手紙の内容はドラゴンの事ですが」

「中を見たのか?」

「セーラ様の手紙は王子の代わりに何時も」

「そうか、読め」

「竜には必ず高レベル魔物肉を与える事」

「な、なんだって〜〜〜」


 それまでやる気のなさそうだった王子は、

 ガタリと、音をたてて

 椅子から立ち上がった。


「そうしないと、レア竜は弱って死にます、と」

「なに〜。知らなかった」

「竜マニアの王子でも、知らない竜の生態があるとは」

「ドラドラちゃん。そうなの?」

「ウギャ」


 セーラの手紙は大嘘だが、

 高レベル魔物を食べたいので頷いた。

 セーラGJ。


「今までドラドラちゃんになにを食べさせてた?」

「牛やバナナをメインに」

「駄目じゃないか。あ、だから氷河竜の肉を食べたのか」

「ウギャ」

「ゴメンよドラドラちゃん」

「ウギャウギャ」


 良いってことよ。

 高レベル食べなきゃ死ぬって嘘だしな。


「高レベル魔物を狩ってこい」

「王子。王都の近くには、ほぼ棲息していません」

「では、買ってこい」

「はは」

「それからセーラ様の手紙には」

「まだ何かあるのか?」

「竜と妹を交換しないかと」

「なに?ドラドラちゃんとカルナを?」

「ウギャ?」

「どうしましょう?」

「うん。間違いなく罠だね」

「そうなのですか?」

「今までセーラの妹を餌に、何度騙されたか」

「なんと。ではお断りしますか?」

「………コレは罠だ」

「罠?」

「ああ、セルバンテスが侵入する隙を作る気だ」

「な、なるほど」

「魔人セルバンテスが攻めてくる、爺を呼べ」

「はは。近衛兵はいかがなさいますか?」

「当然配置するのだ。副団長もな」

「はは」

「くそう。セーラめ、豚と兄への陽動は不発か」

「兄上にも豚皇女にもかかって行きませんでしたね」

「悪魔セーラに策は通用せんか?」

「豚皇女は皇国に第二王子抹殺部隊の派遣を要請しました」

「よし、ナイス豚」

「王子その言い方は」

「その情報を、俺からだと馬鹿兄貴に知らせろ」

「二人を噛み合わせるので」

「うむ」

「豚皇女が死んだ場合、皇国に我が国が………」

「………あの豚がそう簡単に死ぬものか」

「しかし万が一」

「その時は、全ての責任を第二王子になすりつける」

「上手く行くでしょうか?」

「わからんが、他に上手く豚を排除する手が無い」


 王子は深刻そうな表情で呟いた。

 国ごと滅ばされる危険を犯しても嫁排除したいとか、

 不憫だ。

 もう、この王子はいっそ

 壊れたほうが幸せではあるまいか?

 

「それから、王都に滞在中の勇者より要請が」

「なんだ?」

「王子所有の聖剣が欲しいと」

「内密に三害虫のどれか仕留めたらやると伝えろ」

「勇者を暗殺者にする気で」

「勇者なら邪悪な者を仕留めるべきだ」

「オ、王子」

「あの邪悪達を仕留める者にこそ聖剣はふさわしい」

「ウギャ」

「ここだけの話。アイツ等魔王の手下に違いない」


 もう駄目だ。

 この王子。

 どんどん黒く染まっていく。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ