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詩全集4

0.5拍ズレた夜

作者: 那須茄子

0.5拍ずれた夜に 

転がるビート

正しさなんて 

誰の都合だっけ?

笑えないジョークを街が吐き出して

僕らはまた知らん顔で踏みつける



「愛してる」なんて軽すぎるワード

使い捨ての感情量産型のハート

それを薄めたアルコール

甘いふりしてすぐ揮発するくせに

「信じてよ」なんてよく言えたね



都合のいいときだけ呼び出す通知

“愛してる”のバーゲンセールもう飽きた

その口でまた綺麗事?

笑わせんな

君の正義は誰かの傷でできてんだよ

ほら、また逃げた

責任だけ置き去りにして

「大人になれよ」って?

お前が言うなよ、って話だろ


 


  ──ほら、またズレてる

  君のリズムと僕の呼吸

  合わせる気なんてないくせに

  “運命”とか言うんだろな





ビルの谷間で 

神様気取りの広告塔

「幸せになれます」って誰に向けてんの?

僕らは今日も不良品みたいに

規格外のまま息をしてる


逃げたい夜を蹴り飛ばして

歪んだ拍子で未来を殴る

「どうせ無理だろ?」って

その声こそが僕を走らせる燃料だ



0.5拍ずれた夜に 

転がるビート

正しさなんて 

誰の都合だっけ?

笑えないジョークを街が吐き出して

僕らはまた知らん顔で踏みつける



まだ君の名前を呪文みたいに吐き出してる


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