参考文献を読む(三)――日本史――
世界史の参考書を読み終わったところで、日本史についても読んでおいたほうがよいかもしれないと思い、同じ出版社の日本史の参考書を購入しました。
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『詳説日本史研究』/編:佐藤信、五味文彦、高埜利彦、鳥海靖/山川出版社/本体:二五〇〇円(※二〇一九年〇三月現在)
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こちらも本文が約五三〇ページ、重さが約七〇〇グラムあり、世界史の参考書とほぼ同じです。世界史の参考書よりも図版が多めに収録されている気がしますが、その分を補うかのように参考情報が本文より小さめのフォントでぎっしりと詰め込まれているため、文字の数としてはむしろ多いのではないかさえと思えます。目次から目を通していきましたが、今さらながら、ずいぶんいろいろと忘れていることがあると思い知らされた次第です。
参考書の他に、資料として手元に置いておこうと思い、図録と教科書そのものも購入しました。
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『詳説日本史図録 第7版』/山川出版社/八六〇円(※二〇一九年〇三月現在)
『詳説日本史 改訂版 日B309』/山川出版社/八三〇円(非課税)
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図録については、この内容でこの定価では安すぎるのではないかと思いましたが、財布の負担は減ったので何ともありがたいことです。
不満としては、本文の記述が二〇〇〇年代初頭を以て唐突に終了することでしょうか。出版年からしても(二〇一七年八月)、もう少し先まで記述しておいてほしいと思いました。また、正誤表が未公開であることがあります。近い時期(二〇一七年一一月)に出版された『詳説世界史研究』では正誤表が公開されているのですが、こちらは未だに公開されていません。これだけの記述量で誤りがないわけがないため、気になるところです。




