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はじまり
黄金の龍が飛んでいた。
本来ならば人間が活動するべきではない丑三つ時。
現代は科学の力で街は照らされ、妖が潜そめる闇はほとんどなくなった。
龍は遥かな高みから愚かな日本人を眺める。
ゆうゆうと暗黒の空を舞った龍は目的の地にたどり着く、やがてたどり着いたのは深い鎮守の森に囲まれた古い社。
異変を感じた神々が空を仰ぎ見る。しかしそれはすでに遅きに失していた。
龍の放った雷撃が晴天の星空を裂く。
「なんてことを……」
神々の口から驚嘆が響く。
雷は社が守る、龍脈を封じた要石を正確に直撃していた。
石に大きな亀裂が走り、封印していた霊気が周囲にあふれ出した。
目的を果たした龍は悠然と漆黒の空に消える。
大晦日を明日に控えた12月30日の出来事だった。
神鬼狂乱~女子高生陰陽師・安倍日月と荒覇吐の神~
スタートします。
ブシロード小説大賞応募予定のため、7月19日までに完結予定。原稿はすべて書きあがっているので、最終話まで一気に駆け抜けます!
当分の間は、朝昼夜の一日、3作投稿です(≧▽≦)
最後までお付き合いお願いします。




