表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 第二の人生は胎児から 新生児からはじまる無双物語  作者: ねむねむぴよ
第二章 新生児って何ができるんだ? いや、為せば成るはずだ!
13/56

第10話


 目が覚めると、突然神の声が聞こえた。

 『 ポーン 全属性の魔法を取得し条件を満たしました。種族名に【賢者】が追加されました。』

 「 あぶ?きゃは! (何ですかそれ? 明細鑑定)」


 >個体名:ラインハルト(仮)

 >種族名:人間 賢者

 >状態値:新生児 生後1か月状 良好 実質状態2ヶ月半

 >存在値:LV3

 >体力値:43HP  

 >魔素値:1629MP (保有1630MP)

 >スキル:魔力操作 光 闇 火 氷 水 風 雷 土 木 治癒 重力操作

      明細鑑定 早熟 肉体改造 念動 木工 金属加工 異空間収納 錬成術 温度変化


 確かに賢者の称号が付加されている。

 肉体改造の影響もあり脳が順調に成長し、物事が良くわかる。

 まだ字は読めないが、話している簡単な言葉は理解できるように成ってきた。


 さて、周りを見てみると子供の沢山いる部屋で揺り篭に寝かされている。

 「あぶぶあばぁ・・・ぶぅぅ(知らない天井だ・・・・お約束はちゃんと言う)」


 自分よりも大きな子供が8人、いずれもお洒落な格好をしており、姫や殿下と呼ばれていることから腹違いの兄弟だと思われる。


 「 あぶぅ・・・(多すぎないか?)」

 女給や世話係に会話に耳を傾けると、あと数名ほど姉か兄になるものがいるらしい。

 「 ラインハルト殿下は早産にも関わらず、ご健康で・・・」

 「 選定の儀の事は聞かれまして?・・・・ 」

 井戸端ならぬキッズルーム会議が繰り広げられている。


 そのうち玩具を取られただの、ぶたれたなどと泣きわめく兄姉達がわめき始め、煩い事この上ない。

 どうせ暇なので、魔力操作の訓練でもすることにした。


 まず全身に魔力を行き渡らせ、筋肉を強化・・・・

 『 ポーン 身体への魔力干渉を確認 スキル【魔力強化】が派生しました。』

 等という神の声を聞き流し、勢いよく手足を動かすと、今人生初の寝返りがうてた。


 ・・・・女給はまだこちらに気が付いておらず、話に花を咲かせている。


 ずり這して策に手を掛ける。

 股関節が出来上がっていないのか、立てる気が全くしない。

 気持ち的にはつかまり立ちをして、スクワット運動で足腰を鍛えたいところだが、まずはハイハイにむけて首と腕の運動からだ。


 1・2・3・4・5・6・7・8・・・9・・・・・10

 「 あぶぅ~(できた~)」

 うつ伏せから頭を持ち上げるだけで一苦労だ。

 これをあと3セット!

 1・2・3・4・・・・5・・・・6・・・・・7・・・・・


 チーン

 新生児にはまだ無理なことが有ります。そっと見守ってくださいと言うテロップが流れそうなくらい

 見事な撃沈ぶりで、寝てしまった。


 ・・・・


 そんなに長い時間の睡眠ではなかったようで、キッズルームで再び目を覚ます。

 気が付くとまた仰向けに寝かされており、筋トレの為にまた俯せになるようジタバタすることになる。

 そして、ふと思う。43HPもあるのに、この軟弱さは何なのだ?!と・・・・

 「あぶぁ!(明細鑑定)」


 HPを鑑定すると 更に明細が表示される


 >体力値:43HP

 >攻撃値:0.1

 >筋力値:0.2

 >敏捷値:0.1

 >器用値:1.2

 >回避率:0.1

 >防御力:0.1


 「 あぶぅぶぅぅぅぅ!! (体力有ってもなんもできないじゃねーか!!)」


 続けてMPも鑑定してみる。


 >魔素値:1627MP (保有1630MP)

 >攻撃値:453

 >知力値:520

 >抵抗値:765

 >幸運率:380

 >防御力:482


 魔法を使いたいと願っただけのことはある。新生児にして魔法一発で父親を叩き潰せるのだ。

 「・・・・あぶぶっぁ?(・・・・って有りなわけ?)」

 完全に固定砲台仕様。

 「 ふあぁぶぅぅぅ (あぁカラフルな天井がただただ恨めしい)」

 寝返りさえまともに打てないムズガるラインハルトは、只、揺り篭の上で次女にあやされるのだった。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ