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面倒くさがりの飲食店店員(女)の日常  作者: 美月


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遅刻する場合は、ホウレンソウ

 昨日は本当にいろっいろあった。昨日のことを振り返ってみる。

 まずは副業。一人、欠勤が出て朝から短時間の勤務。ピークはさばくの大変だったよ・・・。

 一つ一つ確認しながら料理を出した。おかげさまで、大きなトラブルはなく終了。

 ウェイティングリストを1グループだけ消し忘れたのと、テーブル希望のお客様より先にカウンター席のお客様を通して、文句を言われたぐらいだ。カウンター席を優先させる時の対応については、もうちょっと自分でも意識して徹底した方がいいなと思った。まぁ、精神的にはいつも通りだ。

 慌てず、騒がず、冷静にが合言葉になっている。

 その後、実家に行って父親とご飯。お寿司、おいしかったよ。くら寿司で中トロフェアをやっていた。

 その後、ランタンイベントに向かったのだが、ここで時間を間違えていたのか、14:45だと思っていたのが14:15だと判明。

 電車に乗って向かうが、間に合わないのでホームで遅刻の連絡をする。

 幸い、電車が来たタイミングだったのでホームにいることは理解してもらえた。

 6分ほど遅刻して、現地に到着。その後説明を受ける。多少のトラブルがありながらも、なんとか帰ることは免れ、無事仕事をさせてもらうことができた。

 ちなみに多少のトラブルだが、運動靴でなく厚底サンダルだったのがダメだった。

 現在、私は運動靴が家にないのだ。

(上履きのシューズはあるけど、それは上履き用として使う分だから、本当に運動靴が一足もない)

 運動靴、また購入しておこう。そして、縁日の準備やらなんやらやりながら、日が暮れるのを待つ。私は縁日の店員をやった。

(うん、いつもとあんまり仕事内容変わらないわー)

 受付なので、縁日チケットを一枚ずつもらう。お客様をご案内する。ハイスコアが出た時にはハイスコアカードを渡す。いつもの仕事内容と多少の差異はあれどほぼ変わらない。

 マルチタスクはこなせないので、優先順位をつけながら、状況をみながら、お客様を案内する。

 私がつけた優先順位としては、まずお客様からチケットをもらう。

 次に後ろの状況を確認しながら、ゲームに案内する。最初に案内したお客様がゲームをしている間に、次のお客様からチケットを人数分もらっておく、受付人数の記録である。

 結局、受付人数の記録は、もらったチケットを時間毎に輪ゴムでまとめておいて、最後にチケット枚数を確認して記入する形になった。

 それなら、多少間違えたとしても前後のチケットから枚数を調整できるし、明確にきっちりと!とはならない。記録し忘れても、これさえやっておけば大丈夫、という安心感があるのでおすすめだ。

 何事も創意工夫が大切なのである。ちなみに輪ゴムはたまたま持って行っていた私物である。

 時間がわかるように、腕時計もあった方がいいと思った。

 閑話休題。

 まさか、三十分の間にあれほどの人数を捌くことになるとは思わなかった。飲食店では、料理の準備や食べ終わるまでの時間があるので、捌ける人数にも限りがある。

 だが、ゲームだと話は別だ。大体一人三分ほどあれば終わるし、長くても十分はかからない。

 そのため、さくさくお客様を案内して、次、次となったわけだ。

 本当に、すごい盛況ぶりであった。

 一時間で百人以上とか普通にいくのか、と思いながら、飲食店で培われた接客技術、フル活用である。

 ありがとうござましたと、おめでとうございますもたくさん言った。

 そして、ランタンのリリース。

 とても幻想的で、キレイだった。

 いくつか、ランタンが飛んでいってしまっていたが、糸を切ったわけでなく、糸が切れてしまったのだと思う。

 その後、会場をキレイにして時間になったら終了。ランタンの幻想的な風景を見られただけでも、行って良かったと思った。

 その中で、全力で願いが叶いますようにと思った短冊があった。


「今の幸せがずっと続きますように」


 通常、短冊をわざわざみたりはしないが、それはランタンを集めた時に、目に入ってきたのだ。この願いごとは、是非とも叶ってほしいと本気で思った。

 家族で来たのか、恋人と来たのか。それはわからないけれど。

 大好きな人たちと一緒にランタンイベントを楽しんでもらえたのなら。

 働いた甲斐もあると思う。

(いやー、良い経験できた)

 一夏の思い出だ。来場したお客様に楽しい時間を過ごしてほしいと本気で思う。

 巡る季節が同じでも、思い出もその時の感動や想いは違うもの。

 短冊に書く願いも違うものに変わっていくだろう。それでも。

 イベントを楽しんだ思い出が、たくさんの人の中に残るといいなと。

 そう感じた。

 今日はここで筆を置こう。つづきはまた明日。

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