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面倒くさがりの飲食店店員(女)の日常  作者: 美月


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首ってやっぱ人体の急所なんだなー。

 採用された店での初出勤日。なんとなく、予感はあった。・・・人が少なかった。

 どういうことか。私に教えられる余裕が、先輩や店長にないのである。

 ありゃまー、と思いつつもやりながら慣れていくしかないと割り切り、できることから始めていく。途中、慣れてる人が休日出勤してくれて、私的には大助かりだった。

 オーダーの見方に慣れていないのと、料理が何かまだ見分けがつかなかったので、オーダー表の注文がどこのテーブルのものなのか、判別しづらかったのだ。そこそこのタイムラグが生じて、効率も悪い。ただ、この辺りは慣れていくことで時間も短縮できるはずだ。

 初出勤であるから、当然知らないことも多い。お客様から、質問もばんばん飛んでくる。

 勤務中、「少々お待ちください」を何回も言うことになった。

 初出勤は、こんなもんである。私の対応に苛立たれたお客様がいたりもした。だが、ありがたいことにお連れ様が宥めてくれて、とても助かった。心中ですみません、と謝罪する。

 ちなみにお客様に答える時は、「わかりません」と答えるのは悪手である。

「確認してきます。少々お待ちください」か、電話対応ならば「確認して、折り返しお電話差し上げます」と答えた方が無難である。

 営業の電話については、「すみません、今忙しいので。切らせていただきます」と「店長が不在なので、私ではわかりません」の対応で構わないと思っている。営業の電話を取った時に、本当にお客様が入ってこられて、それを理由に切ったこともあった。

(仕事なのもわかるんだけど。店側からしてみればいらないサービスの営業電話をかけられてるようなものだからなぁ)

 ただ、来店したお客様から、落とし物や忘れ物がなかったかの確認の電話が来ることもあるので、忙しくない時はできる限り出るようにしているのだ。

 なんやかんやで、初出勤はなんとか無事に終わった。いろいろと覚えることが山積みなことも判明した。少しずつ覚えていこうと思う。

 あと、翌日は午後のみの出勤予定だったが、人が足りずに出勤しましょうか?と問うと、午前・午後とも出勤する中抜けシフトになった。

日曜日は本職の中抜けシフトなのだが。

(中抜けシフトの時間がまったく同じだ・・・)

 シンクロというものだろうか。不思議なこともあるものである。

 あと、出勤を終えて速攻で寝た翌朝。

 首がつったようで、起きるのにさえ一苦労している。いやー、さすがは人体の急所だ。こうもままならないとは。

 電位治療器と痛み止めを併用。ひとまず動けるようになることが目標だ。

 痛み止めは通常使っているバファリンではなく、以前病院でもらった効き目の強いのを飲んだ。おかげでなんとか動けはする。

 ただ、まだ身体の違和感は強いので無理は厳禁だろう。シフトは土日は中抜け、月曜は午前勤務となっている。火曜日は完全にお休みだ。月曜日か火曜日で、一回近くの病院に行ってもいいかもしれない。

 さて、そろそろ朝ごはんにして、体を動けるように調整しよう。稼ぎ時だ!!

 つづきは、また明日。

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