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面倒くさがりの飲食店店員(女)の日常  作者: 美月


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八坂神社の龍穴詣り

 八坂神社、龍穴詣り。これは私の友達から誘われて、9月21日に二人で一緒に行ってきたのだ。

 八坂神社は青龍が鎮まるとされているが。

 元々、青龍が住むのは川とされており、その川は鴨川のことだと言われている。

 では、八坂神社で祀られている龍神は?というと。

 実は、八坂神社は元々は池の上に建てられた社殿なのだそうだ。

 その池は今では上に蓋がされて、その上に神様が鎮座されている社が建築されているのである。

 その池に祀られている龍が、八坂神社の龍神なのでは、という話であった。

 そもそもが、龍穴があるという話を友達から聞いてはいたが、そんな由緒があるとは思わなかった。八坂神社は、池の上に建っていたのかと驚いてしまったほどだ。

 ただ、その池自体は明治まで蓋はされていなかったようで、地方から帰ってきた大工(?)が八坂神社の下には池があって少し怖い雰囲気だ、との言葉が残っているそうである。

 不思議なことに、いつ蓋がされたのかその資料が見つからないとのことだ。

 資料は通常残っているはずなのだが、その池が蓋をされた工事の記録が残っておらず、見つけることができていない、と神職の方が教えてくれた。

 謎である。ただ、蓋をした理由が判明しなければ、迂闊に蓋を外すこともできはしない、と。

 つまり、封じるために蓋をしたのか。

 遺跡として残すために蓋をしたのか。

 封じるために蓋をしたのであれば、開けるわけにはいかない。

 遺跡として残すために蓋をしたのであれば、開けてもいい。

 そういうことだ。

 いわば、パンドラの箱なのだろう。

 開けてはいけない、とされていた箱をパンドラは開けてしまった。そして、さまざまなものが解き放たれて、最後に希望が出てきた。

 どんなものが隠されているかは解き放ってみなければわからないが、解き放ったあとで後悔しても遅い。だからこそ、資料を探しているのだ、と。

 元々は、八坂神社とされる前。神仏習合で日本は祀っていた。つまり、あそこは神様も仏様も一緒であったのだ。あぁ、だから。大黒天様と大国主様が一緒に祀られていたのか。納得だ。

 そして、神仏習合であるが故に池にいた存在を祀っていても問題はなかった。

 だが、神仏分離で神様と仏様を別々に祀る形となった。

 そうなると、池の存在が不都合な存在となってしまい、封じられた。

 が、自然な気がする。何故なら、国の命令に従い、八坂神社は社殿を少し奥にずらしたりもしているのだ。ただ、その社殿をずらしていることに気づいた宮司さんが、元の位置に戻す工事を提案して、今は江戸時代の形に戻ったとのことである。

 有名な神社のはずなのに、まるで知らなかった話で、とても興味深く拝聴させてもらった。

 龍穴詣りに行った後、実は直会の券というのももらっていた。

 直会とは、神様に参拝した後、みんなでご飯を食べて神様の力をいただくという、いわば参拝後の儀式みたいなものだ。これをすることでさらに良い力を受け取りやすくなるというものである。

 ただ、参拝直後に行くと、直会会場に入れるのが40分後と言われた。

 そのため、一旦直会はあきらめて、友達からの提案で、先に八坂神社近くの動物カフェに行ってみることにした。呉服殿の近くのビル2階にあった。

 動物カフェに行くと、まだ開店前であった。土日祝日は10:30となっていたが、本日の開店は12時からだそうだ。

 それでは、間に合わない。私はその日午後から仕事があったからだ。

 そのため、動物カフェもあきらめた。

 お腹が空いたから先にご飯を食べようと、友達から案内された店に入った。

 案内されたのは、「土井」という漬物・ご飯・お味噌汁が食べ放題のお店だった。

 私は漬物の天ぷらが気になり、その定食を注文した。

 友達は、しば漬けの唐揚げ定食だった。

 さすがは漬物屋だ。食べ放題のお漬物がとてもおいしい。

 お店はありがたいことに入った当初は空いていた。ただ、12時になる前から人が入ってきて、ほぼ満席になっていった。

 友達に参加したセミナーについて話をしていた。今は、マーケティングを勉強している、と。

 まぁ、一日一本、動画を観るぐらいだが、これもきちんとマーケティングの勉強だと思っている。

 食事を終えた後、私たちは再び八坂神社に戻った。八坂神社の直会会場はまだ人が待っていたが、確認すると待ち時間は20分ほどとなっていた。

 友達に確認したことを言うと、恥ずかしいことしないで、と言われた。

 ちなみに、これは友達が悪いわけではない。

 友達と私では立場が違う。友達は時間を気にしなくて良いが、私は電車に間に合うかどうかの確認は、念のためにやっておいた方がいいことだ。

 案内されてから+10分〜15分をし、八坂神社を出てから、駅までの移動時間も計算しておいた方がいい。

 友達に対して不愉快な気持ちになった、とかはない。ただ、自分の中でのタイムスケジュールが大丈夫か確認したというだけの話。友達にそれは不必要だから、感覚的な話になったに過ぎない。

 そして、待つこと二十分。何組か、席を離れていたので、待ち続けていると早めに席に案内された。冷煎茶と栗蒸し羊羹が出されて、うまうました。

 会場には龍の絵やクシナダヒメノミコトの人形が飾られていた。

 小説を書いたので、せっかくだから写真をXに投稿しておこう。

 そんな感じでおもしろいイベントだった。

 そして、書いていて思ったのは。

 意外と運が悪いと思ってもおかしくない出来事に遭遇してたのか、ということだ。

 あんまり気にしてなかったが。私的にはとても充実したイベントだった。

 そして、やはり伊勢に近々お参りしたい。

 別に内宮や外宮ではなくても、歩けば元伊勢がある大神神社にお参りするのも良いなと思った。

 さて、今日はここで筆を置こう。

 つづきはまた明日。

Xに投稿した龍神様の絵の写真です。興味があれば。

https://x.com/mitsurugi8888/status/2102517629110178253?s=46

こちらは、友達に紹介されて行ったご飯屋さんです。

漬物食べ放題です。

https://www.doishibazuke.co.jp/

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