マイクス・タンド
スクレンは一度剣で大剣をおしかえし、タンドと距離をとり、スクレンはタンドの大剣をうけとめた剣を見て驚いていた。
「そんな、一撃で私の剣にヒビが」
「いいことを教えてあげよう。スクレン。俺は異能は使えない」
「!?」
スクレンはタンドの異能は使えないという言葉に驚く。
「あ、ありえない!何らかの異能を使って私の剣にヒビを入れたんじゃ。私の剣はそんな簡単にヒビが入るような代物じゃないぞ!」
「俺は異能は使えない。だが無能というわけでもないんだ。俺は異能は使えない代わりに常人離れした身体能力がある。だから片腕でこのでかい大剣をふりまわせるのさ」
タンドはスクレンに言った後自分の持っていた大剣を片手でぐるぐると回す。
「化け物め」
「俺からすればお前ら異能つかいの方が化け物さ。それじゃ行くぞ」
タンドはスクレンに斬りかかり、スクレンはギリギリ何とか避けながら隙をつき攻撃しようとするがタンドもスクレンの攻撃を避け、スクレンに追い込みの攻撃をしかける。
「はぁはぁ」
「どうしたスクレン。この程度俺からすればまだまだ朝飯前だぞ」畝
「く、う。お前はのチートみてぇな動きについていけるだけありがたく思えや。はぁはぁ」
「それはお前が異能で俺の動きを制限しているからだろう?本来なら効かない異能をきくようなつかいかたをしやがって。やっぱりおまえは危険だな」
タンドは近づいてスクレンの首にまで近づくと大剣でスクレンの首を斬ろうとしたが、スクレンの首の前でタンドの攻撃はとまる。
「面倒な異能だな」
「私の異能、秩序により、私の首を斬り落とすことは誰もできない。これでお前だけを選択すればお前は私の異能を無効化して私の首をきりおとすことができるんだろ?」
「そうだな。だが言わなければよかったな。首がダメなら」
タンドはスクレンの片腕を狙ったがタンドとスクレンの間に誰かがわってはいる。
「何!?」
「スクレンさん。遅れてごめんよ」
「遅いよ。ゴンノ。もう少しで私の片腕がきれるとこだった」
タンドとスクレンの間にわって入った男、見た目は体は筋肉がすごく両腕のにのうでも筋肉で太く、顔は眉毛が太く目は水色、髭は顎の髭が少し濃いめに生えていた。
「悪い悪い。ミチルの奴が教えてくれるのが遅くてなぁ!まぁ間に合ったからいいやん!」
「結構ギリギリだったぞ。あの人はマジで強い」
スクレンはタンドを指でさして言うとゴンノと呼ばれた男は
「それならどうするスクレンさん。逃げるか?」
「そうだな。今はあいつとも合流しないとだめから逃げるぞ」




