王国サイド セクヤ王とオーキ
コウタ達がギルドマスター室で話し合いをしていた頃、アーブルル王国の王の間にてセクヤ王とオーキ神父が話し合いをしていた。
「どうするのだ!オーキ神父!アキラが死んだ情報が本当なら私達の身が危ないぞ!アキラは異世界人達の中の抑止力となってくれていた。やつがいなければ他の異世界人どもは私を殺しにくるだろう」
「そうあわてることもあるまいてセクヤ王。わしらにはオーキ教の信者、三戦士もいる。だから安心なさい」
オーキはセクヤに言うとセクヤは
「そうは言ってもな」
「王様。そんなに俺様達を疑うのか?」
王の間に3人、男2人と女が1人入ってくる。
「王様ぁ。私達はそんなやわじゃないわぁ。反逆者どもくらいなら簡単に殺してあげる。だからたーくさんお金ちょうだい!」
「ふぉふぉふぉ。わしは老後の面倒をちゃんと見てくださるなら王の為に何でもしますぞ!」
3人のうちの女1人と男のうちの1人老人がセクヤに言う。
女はピンク色の髪が特徴でショートヘアー。顔は細く、目の色は赤色、体は胸が少しある方で引き締まっている。
老人は杖を手に持っており身長は低く、常に腰に手を当てて杖を松葉杖のようにしながら歩いている。顔は頭はローブで髪があるか分からず目は白い髪で隠れており髭は地面につくかつかないくらいの長さだ。
「紹介しましょう。老人の方はわしの古くからの友のサンサ・マンサ。女性の方はミリアネ・コガン。そしてもう1人の男は」
3人のうち最初に入ってきた若い男はセクヤの前で腰を下ろし
「我が名はマイクス・タンド。我々3人が必ずあなたに勝利をもたらしましょう」
「君たち3人で?本当にやれるのかい?」
セクヤはタンドに聞くとタンドは背中に装備していた大剣のような剣を一本抜き、そこから顔面が刺されている誰かの生首を転がす。
「これは?何かな?」
「こいつは異世界人と協力していた王国騎士の1人、スムル・ムルデールという男の首です。こいつは騎士の中でも5番目くらいに強いと言われていたらしい」
「らしいって。スムルは確かに強いがだが5番目だぞ?そんな中途半端な奴を殺してきたところであの忌々しい無能どもに勝てるかどうかなど」
セクヤはタンドにいうとタンドは
「なるほど。わかりました。では異世界人で厄介そうな奴を殺してきます。秩序の異能を持つスクレンを殺してきます」
タンドはそう言って王の間から出るとセクヤは
「待て!いきなりスクレンのやつは」
「大丈夫ですよ王様。タンドは誰にも負けませんから」
タンドをとめるセクヤに対しコガンはセクヤに言った。




