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序章
「机の下でなにしてるんだ?そのまま両手をあげてみろ」
「……はい。」
彼はそう小さく呟き、手に握られていたiPhone 5を先生に差し出した。
「自分が、なにをやったのかわかっているのか?」
教室が凍りつく。
「……はい。」
ーーーーー嘘だ。
「あとで職員室に来い。」
ーーーーーこんなの嘘だ。
私が知っている彼は、そんなことをする人なんかじゃない。
私は知っている。彼はどんなに良い人なのかを。
だって彼は……
私の、命の恩人だから。
「机の下でなにしてるんだ?そのまま両手をあげてみろ」
「……はい。」
彼はそう小さく呟き、手に握られていたiPhone 5を先生に差し出した。
「自分が、なにをやったのかわかっているのか?」
教室が凍りつく。
「……はい。」
ーーーーー嘘だ。
「あとで職員室に来い。」
ーーーーーこんなの嘘だ。
私が知っている彼は、そんなことをする人なんかじゃない。
私は知っている。彼はどんなに良い人なのかを。
だって彼は……
私の、命の恩人だから。