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あおば、距離取ろうとして逆に密着する天才(?)

あおば、距離取ろうとして逆に密着する天才(?)

みのに頬をぽんっと叩かれて目を覚ましたあおばは――

完全に真っ赤で、完全に混乱していた。


あおば「うわぁぁぁぁぁ!!

 無理だぁぁぁぁ!!

 恥ずかしいぃぃぃ!!

 近いぃぃぃ!!」


みの「ち、違うんです!!

 あおばさんが倒れそうで……

 その……

 起こそうと思って……!!」


あおば「やば!!

 やば!!

 みの近い!!

 無理!!

 逃げる!!」


---


あおばは真っ赤な顔のまま、

みのから距離を取ろうとして後ろへ下がる。


あおば「無理だ!!

 俺みのの顔見れねぇ!!

 逃げる!!

 離れる!!」


みの「えっ……!?

 あ、あおばさん……!?

 ちょっと……!」


せな「落ち着いて!!

 あおば!!」


なぎと「おい、後ろ危ねぇぞ!!」


しゅい「また倒れるぞ!!」


ひばり「……学習しませんね」


---


あおば「うわっ……!!

足滑っ......!!」


みの「きゃっ……!!」


あおばは後ろに下がろうとして――

逆に前へ倒れ込む。


そのまま、

みのの胸へ再び突っ込む形に。


ぽすっ。


あおば「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 なんでこうなるんだよぉぉぉぉ!!!!!」


みの「きゃっ……!!

 あ、あおばさん……!!

 ちょ、ちょっと……!!

 近いです……!!

 近いです……!!」


あおばは完全にみのの胸に抱きつく形になり、

みのはあおばを支えるために

腕をそっと回してしまう。


みの「っ……!!

 あ、あの……

 支えないと……

 倒れちゃうので……

 その……!!」


あおば「死ぬ!!

 恥ずかしすぎて死ぬ!!」


---


せな「なんで逃げようとして逆に抱きつくの!!」


なぎと「……あいつ、酔っててもこういうのはマジで弱いんだな」


しゅい「みのの胸にダイブしていくスタイルやめろよ」


ひばり「……完全に両思いですね」


みおと「俺でも照れるわ……」


らお「みの……真っ赤……」


たゆと「二人ともかわいい……」


---


みの「……あ、あの……

 あおばさん……

 少し……落ち着いてください……

 私も……

 心臓が……

 すごくて……

 その……」


あおば「無理に決まってんだろ!

 だって、こんな近いし、意識して当たり前......い、今のナシ!」


みの「っ……!! あおばさんのバカ!」 

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