第69話 もしもの話
「いつ終わるネ」
「早く終わって欲しいの?」
「……君誰ネ」
「僕は、ララ
お姉ちゃんたちは、冒険者?」
「そうだよ」
「あ!主人公!」
「僕の事知ってるの?」
「うん!主人公!」
「僕の名前、ユウシヤなんだけど」
「主人公!」
「……まぁいいか」
「お前、主人公って名前になったのか」
「タイガーは許さないよ」
「なんでだよ」
「あなたは、ここで何してるのかしら?」
「迷子ですか?」
「違うよ、僕はここの案内人だよ!」
「子どもなの!」
「子どもじゃないよ!7歳だもん!」
「子どもじゃない」
「違うもん!」
「はいはい、わかったわよ」
「アイルがお母さんみたいなの」
「いいお母さんになりそうですね」
「それで、この世界はいつ終わるネ」
「チャイネは疲れてるねぇ」
「ここで終わりだよ!クリアしたらね」
「じゃあ、早くクリアするネ」
「ルール説明するね!」
「どんなゲームなんだい?」
「主人公は、アクションゲームって
知ってる?」
「うん、知ってるよ」
「じゃあ、そのままだよ!」
「……え?」
「敵を倒せばいいんだよ!」
「敵?」
「これだよ!」
「お、おいこれ何体いんだよ」
「100!」
「100!?」
「うん!」
「おま、これ現実的にいけるのか?」
「何言ってるの?タイガー兄ちゃん
ここは、現実じゃないよゲームの世界だよ」
「俺たちにとっては現実なんだよ
メタ発言するな!」
「タイガー兄ちゃんたちだって沢山
メタ発言してるじゃんセリフとかあとは」
「あああああああああ!
わぁた!わぁた!好きにしろ!」
「……」
「ん?どうしたんだ?」
「うわぁぁぁぁぁぁぁん!」
「ふぁ!?」
「マジック姉ちゃん!タイガー兄ちゃんが
いじめるー!」
「うわっ」
「こ、こいつ!」
「タイガーさん落ち着いてください」
「落ち着けたって」
「ねぇ、ララくん」
「なに?」
「タイガーお兄ちゃんはね
本気で怒ってるわけじゃないから
大丈夫だよ」
「ほんと?」
「ほんと、ほらタイガーお兄ちゃんに
聞いてごらん」
「タイガー兄ちゃん」
「タイガーさん」
「たくっ、その通り怒ってねぇよ」
「ほんと!」
「ほんとほんと」
「やったー!」
「良かったね、ララくん」
「うん!ありがとうマジック姉ちゃん」
「2人の方が私より親みたいじゃない」
「おや?」
「お母さんとお父さんのことよ」
「わぁぁぁぁ!」
「おま、アイルそんなこと言ったら」
「マジック姉ちゃんとタイガー兄ちゃんは
お母さんとお父さんなんだ!」
「ちげぇよ」
「私は、いいと思います
お母さん憧れます」
「……それもそうだな」
「将来のお父さんだ!」
「お前の父親かよ」
「あはは、頑張ってくださいねお父さん」
「マジックまで」
「マジックとタイガーが
お父さんとお母さんに
なったら2人は夫婦だねぇ」
「じ、実際そうはならねぇだろ」
「あ、タイガー顔赤いねぇ」
「うるせー!」
(いつになったらゲームが始まるのだろうと
思う気持ちとこの瞬間が平和なんだなと
ともう気持ちが同時にあった)
コントみたいでしたね
「おわっ!びっくりした」
呼ばれて飛び出てばばーん!
「いや、呼んでないけど」
私は、悲しいです




