第60話 6つの世界
「ここは、どんな世界なのかしら」
「なんか、ひとつの世界が
分かれてるみたいなの」
「全部で6個の世界がありますね」
「それに、明るいのと暗いのがあるな」
「不思議ネ」
「みんな別の世界なのかなぁ」
「誰か、いない?」
「誰かってなの?」
「ほら、さっきみたいに」
「そうか、ユウシヤさすがだな」
「でも、いなそうよ」
「ん?なんだ、お前らか」
「うわっ!誰なの」
「俺は、世界だ」
「……え?」
「だから、世界、いや、過去だ」
「……か、こですか?」
「そうだ」
「誰のよ」
「もう、わかっているんじゃないかチャイネ」
「分からないネ」
「お前は、いつまでそうしてる
お前の敵はまだまだ沢山いるぞ!」
「ッ!」
「な、なんだよこれ」
「敵がいっぱいでてきたなの」
「これが、俺たちの力だ!
お前らに試練を与えるまずは、チャイネから」
「試練ってなんのことよ」
「お前ら、人間はすぐ隠す
自分の知られたくないことを全て!」
「そうして、生きてるんです
そうやって、自分を保ってるんです」
「だが、そのつけはいつかくる」
「それが、今日だって言うのかい?」
「お前は、ユウシヤだな」
「だったらなんだい?」
「いいか!チャイネ以外手を出すんじゃない!
お前が、白状しろ!」
「そんなの、嫌だネ!」
「チャ、チャイネそんなでかい銃持って」
「これは、私の武器ネ」
「なぜ、反抗する」
「みんなとの関係崩れたくないネ」
「では、俺から言おう
まずは、お前は中国人じゃない」
「……」
「どうした?そいつらを倒しても
次から次にくるぞ」
「そうネ」
「チャイネ大丈夫ぅ?」
「うん、私は、中国人じゃない
語尾のネも頑張って言ってるだけ
みんなに会うために個性を出したかった
だから、中国人のフリをしたの」
「そうだったのぉ」
「さぁ、ひとつ白状したなら
もうひとつでかいのがあるだろ?」
「もう、いいでしょ」
「そんな、生半可な気持ちか!」
「違う、けど」
「なら、言え」
「……」
「もう、やめてください!」
「おお、ここで主人公のお出ましか
だが、手出は許さん!」
ガチャン
「な、なんだ?」
「ユウシヤが檻に入っちゃったなの」
「そこで、大人しくしてろ
出来損ない主人公が」
「なっ!」
「さぁ、チャイネどうする?
このまま、ここで世界とおさらばするか?」
「……わかった言うよ」
「なら、早く言え」
「ユルカ」
「どうしたのぉ?」
「私とあなたは親戚だって言ったでしょ」
「そうだねぇ」
「あれ、嘘なんだごめん」
「え?」
「あなたの親を、私たちが買った
でも、そのことは言いたくなかったから
だから、親戚ってことにしたの
騙してて、ごめん」
「そ、そうだったんだぁ」
「いつか、言おうと思ってたんだけど
タイミングがなかなか無くて」
「でもぉ、言ってくれてありがとうねぇ
僕っちは、本当は違くても
チャイネとは親戚だと思ってるよぉ」
「ユ、ユルカ!」
「だから、泣かないでぇ」
「うん」
「チッ!ホントに言いやがった」
「さ、これで君の負けだよ」
「くそっ!だが、どうでもいい
お前たちには、これからどんどん試練が来る
わかるかここにあるあと5個の世界
これらは、誰の過去なんだろうなぁ」
「ユルカ、ごめんね」
「いいよぉ、ほら、語尾にネってつけてよぉ」
「うん、わかったネ」
「おい、いいところなのはわかってるが
次の世界が来たみたいだぞ」
「次は、誰の過去なの?」
「私は、ユルカの過去です」




