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この世界の設定が雑すぎる  作者: 榊みつば
ごちゃまぜ編
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58/70

第58話 ユウシヤも暴れる

「今度こそ、成功しろよ」

「わかってるよ」

「お前にかかってんだぞユウシヤ」

「了解……」

「不安だ、不安すぎる

もうこれ以上ペナルティは受けたくない」

「大丈夫だよ、僕なら」

「その言葉何回目だ?」

「5回目?」

「15回目だ!そして、俺がペナルティ

受けたのも15回」

「あれ?そんなに受けてた?」

「おう」

「でも、軽いものでしょ」

「どこがだ、吹っ飛ばされてわ落とされてる」

「そういえば、ボロボロだね」

「お前のせいだよ」

「ごめんね」

「次こそは、成功させろよ」

「任せて」


「なんか、コントみたいね」

「そうですね」

「まずは、グラグラの曲がり道を

慎重に左右に揺らして……右、左、右、左

よし、クリア!」

「ここで、落とされたら

たまったもんじゃないけどな」

「さぁ、次!」

「なんでそんな自信たっぷりなんだよ」

「これは、階段を登るから

リズム良くボタンを押す!よっ!よっ!よっ!」

「これ、地味に、痛いんだよな」

「難なくクリア!」

「ここから、未知の世界だけどな」


「2ステージ目までしか

進んでないのもすごいなの」

「ユウシヤは、本番に弱いネ」

「頑張ってるんだけどねぇ」


「トンネルだ」

「中の状態が分からねぇな」

「まぁ、いけるよ!」

「その自信は、どこから来るんだ」

「最初のステージと同じように

左右に動かして」


コロン


「あれ?何か転がった?」

「……なんだと思う?」

「えーと、ボール?」

「そうだな、じゃあ、質問変えよう

誰が転がったと思うんだ?」

「えっと、タイガー」

「正解だよ、このアホがー!!」

「ゴメーン!」

「なんで、勢いで行くんだ!」

「え、だって、同じような物じゃ」

「中が見えねぇって言っただろ!」

「そうだね」

「で、お前は思いっきり左右に揺らして」

「でも、初めは順調だったでしょ?」

「それが、不思議だよ」

「なんでだろうね」

「操作が大雑把すぎる!」

「そう?」

「迷路の中でドッタンバッタン

ぶつかってたぞ」

「楽しそうだね」

「変わるか?」

「うーん、遠慮しとくよ」

「クソが!」

「ほら、タイガー、早くやらないと

時間が無くなっちゃうよ」

「そのセリフ、俺じゃね?」


「ユウシヤって意外と暴れるわよね」

「そうですね」

「振り回す役に回ることも多いなの」

「面白い主人公ネ」


「あ、ごめんまた落とした」

「お前は、バカかー!」


「これ、いつになったら終わるかしら?」

「この間何も出来ないねぇ」

「ずっと、見てるなの」

「少し退屈ですね」

「まだまだ、かかりそうネ」

「案内役の私もびっくりです

今まで、あんなに失敗する人

見たことないです」

「ユウシヤは、意外と雑なのよ色々と」

「主人公なのにですか?」

「あら、案内役のあなたも知っるのね」

「一応」

「そう、主人公なのによ」

「この世界らしいですね」

「そうね」


「お!初めてのところ来たよ!」

「よし!やれ!」

「えい!」


コロン


「……」

「……」

「……」

「……なぁ」

「なんだい?」

「1回ぶっ飛ばしていい?」

「それは、勘弁して欲しい」

「じゃあ、これ以上俺を落とすな!

痛いんだよ!」

「わかった!よいしょ!」

「痛ってー!!」

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