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暗殺、そして転生
15XX年、俺は王座を狙う貴族の手により…
…暗殺された……
ー1ヶ月後ー
オギャァ…オギャア…
「国王様!産まれました!元気な男の子です!」
(なんだ…俺は死んだはずじゃ…)
(それにこの赤ちゃんの泣き声は……)
国王「おぉ!!やっと我が一族に男の子が!」
(なんだ…このおっさん…
それにこの紋章…弱小のエルニア王国の
紋章じゃないか……)
国王「なんと力強い瞳だ!
きっと将来立派な王になるぞ!」
(王?…なにを言ってるんだ…)
ふと視線をうつすと鏡が目に入った。
(なんだ…産まれた赤ちゃんて俺のことか?…
俺は確かにあの時殺された…もしかして…
エルニア国王の子供に転生したのか…?)
ーまた月日は流れ、7年後ー
つづく