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26-1

 「あら珍しい。いらっしゃい、ティム。」

 マァヤは家の付近ならたまに出くわすが、店で会うには珍しい客を出迎えた。

「新妻は?置いてきたの?」

街へ来るのに、あれだけ住みたいと騒いだ結婚相手を連れてないのが不思議で、マァヤは聞いただけなのだが、ティムは嫌味と取ったようだ。

「マァヤさんには関係無いです。」

(相変わらず可愛いげないねぇ、ヤンは優男でまめだったのに。この見栄っ張りは)

結婚式にでてやった人間に言うことがそれかとは思ったが、ティムに忠告してやるほどマァヤも優しくはない。

「じゃあなんの用かしら、こ、ん、な、店に。」

ヤンは可愛い弟分だが、年の離れすぎたティムは違う。ヤンと同じような扱いをしてもらえると思うなよ、マァヤが冷たく決意していると、

「マァヤさんに用はないです。兄の住まいはどこですか?」

…………。本当にどこまでも失礼なやつ!

マァヤの忍耐を試すようなティムはこれで普通なのだ。マァヤが嫌いなわけでも機嫌が悪いわけでもない。自分のことだけが大事なのだ。花嫁はこんなやつの何処が良かったのか真剣に気になった。

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