進化そして・・・
<100レベルに到達しました。”兵魔蟻”に進化可能です。
現在112レベル 進化しますか? YES・NO>
なんか急に選択肢が出てきたけど、迷わずYESを選択。
すると選択肢が消えて次こそはしっかり眠りについた。
朝起きると、部屋が狭く感じた。がそれは部屋が狭くなったんじゃなくて、自分が大きくなっただけだった。
昨日のあの選択肢は、本当に進化するかの問いかけだったんだと、再確認。
ということで、自分がどんな姿になったか見てみる。
自分の姿は以前と同じく黒い体色に、以前の3倍程の大きさ、蟻なのに4本の手足に触覚、そして大きな大あご、前より大あごが大きくなり力も強くなっている。
すごいっ。これが進化なのだとあらためて実感した。
これで前よりは敵も倒しやすくなったし、ご飯も集めやすくなった。
前よりかは生きやすくなったと思う。
さあ、外に行こうk
(おい、お前は誰だ?)
なんだなんだ?急にどこからか声が聞こえてくる。周りには誰も居らず、この部屋にいるのは、俺だけだ。・・・ということは、今のは幻聴ということか。
(幻聴じゃねえよ!!俺の話聞いてくれ。)
「誰なんだよ、出て来いよ。そしたら話を聞いてやる。」
誰だか分からないし、少し怖いが、強気に出る。
(俺は、何故だかしらねえが、お前の体の中にいる。これ嘘じゃないからな)
「は?なんで俺の中?」
(知るかよ。俺が友達とばば抜きしてたら眠くなってきて、寝たらいつの間にかお前の体の中だったし。)
世の中不思議な事もあるもんだな~。って俺もそういえば気がついたら蟻だったな。
(それは、ほんとか?)
「そうだよ。って今口に出して喋ってた?」
(いいや、俺はお前の中にいるからか、お前の心の声が聞こえるんだ。)
そうなんだ。じゃあ今から心の中で喋るわ、他から見たら独り言言ってる危ない奴認識になっちゃうし。
でなんでさっきはびっくりしてたんだ?
(それは、その現象と似たことがあるのを知っているからだ!)
ほんとに!それはどんな現象なんだ?
(それは、転生だ。)
は?それは本当?じゃあ俺は死んだから、こんなことになってるのか?
(ああ。その可能性は高い。)
じゃあもしそれがほんとだとして、何でそんな事をあんたが知っているんだ?
(信じてくれるのか?こんな嘘っぽい話を)
だってあんたは嘘をつかなさそうだしな!!
(ありがとう。で何で知っているかという話だが、俺は堕天使ルシファーというんだが知っているか?)
もしかしてあの神に反逆し、堕天したという堕天使ルシファーか?
(まあ、そうだけど真実はそうじゃないよ。)
どういうことなんだ?
(仲の良い神がいて、そいつとサッカーして遊んでたんだが、あまりにも俺が強くて勝てないからと、喧嘩になってそしたら堕天されたんだよ。)
じゃあ、神様の嫉妬って事?
(まあそうだな)
じゃあ悪い奴じゃあないんだ。
(ああ、まあだから知ってるんだよ。でお前はその転生の現象と似てるわけ、でも神がミスした時に似てる。)
ミスって?どういうこと?
(神もたまにミスをすることがあってな、ミスして死んだ生き物を、転生させることが出来るんだ。その場合は記憶が消えずに、残るんだ。)
じゃあ、俺は神がミスして記憶ありで転生したのか。
でも、死んだ覚えも神にあった覚えも何も無いぞ。




