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タイタニックを視聴して  作者: 君月 満


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1/2

前半の感想

ネタバレ注意。

胸糞注意。


 先日、金曜ロードショーでタイタニックが放映されるとの宣伝を受け、何だか気になってムズムズしていた。「以前1回見たし今回は観ないかなー。」と、思うも、放映されるや「駄目だ…これは観なきゃ駄目だ。観ないと多分…多分後悔する。そんな気がする」なんて心情になり、放映が始まるとTVに釘付けで、やはり全部みてしまった。人生で2回目の視聴となるが、初めの視聴が23歳頃で今から30年程前となる。映画館で観たのではなく、キッカケは下宿先の経営者の小柄で薄毛の親父さんからDVDを借りて観たものだった。「これはイイ作品だから観てみなよぉぉぉほ」と半端強引に押し付けられる形で困惑ぎみにあの分厚いDVDBOXを借りた。パッケージには2人が抱き合っている姿があるため、恋愛オンリーだと勝手に解釈してたので、あまり興味が沸かず観る気持ちにはなれてなかったが、暇があったのでなんとなく軽い気持ちで観た。名作は見始めると引き込まれるのも早く、あの時も一気に観たものだった。内容にイライラドキドキハラハラと手に汗握り観ていた。最後には涙まで流した記憶がある。そして、視聴後にはなぜか現実に引き戻された孤独感なんてのもあった。

 前半の感想として、結局なに?これって、キャルの婚約者ローズの現実逃避のワンナイトラブじゃねーの?不倫肯定かよ?キャルは作中、悪者に仕立て上げられてるけど、よくよく観たら、まぁハラスメントは確かにあるけど…キャルがちょっと、いや、だいぶ可哀想だろよ。これは要はたまたま出会ったジャックとローズが起こしたNTR事件だわな。ローズも婚約までしてんのに裏切りやがってヒデー女だ。ジャックだって人様の婚約者ぶんどって、雰囲気を醸し出して、あんな乳してるケツしてるイイ女とカーセック◯しやがってゲス野郎が。この野郎、ちょっと羨ましいぜ。でもまてよ……あの時……「中出し」……したのかな?……。だいぶ発汗して掴みどころの無い結露で満載の滑る窓にまで手を着いて力をいれ、そして脱力したのだから……2人とも………イッてるよね……達したよね……受け止めたよね……。あれだけの純愛なんだもの、純愛な上で結ばれたんだもの。中出し……しないとローズに失礼だよね。そうでなかったらオカシイだろ?遊びなのジャック?てなもんだよね?なので、ソレについては私、確信しております。ハイ。絶対的にそうであろうと。もしかして……あの後生まれちゃって、その子孫がシソンヌになるの!?と、あの頃の自分は思ったものだ。すみません、シソンヌの件は着色です。全然思ってません笑。脱線しましたが、何というのか、実に、実……にっ浅はかであったと思う。そして、内容も詳細に正確に把握してなかった。特に主人公の1人たるローズの人生背景や心情をまるで理解してませんでした。

 イギリス発アメリカ着予定のタイタニック号が沈没した1912年頃の社会背景として、名家の女であろうとも人権は低くて、自身の人生を選択する機会が殆どなかったとある。17歳で大人とみなされ、親が決めた相手と望まない結婚をしなければならなかったし、決められた閉鎖環境で決められた振る舞いを延々としなければならなかったのだ。多くの場合、飽くまでも旦那様に付き従い、若き頃より自分の気持ちや考えを捨てて旦那の判断を優先し、命の果てまでも共にする覚悟で生きる選択をするパターンが殆どであり、母親の場合もソレであった。しかし、ローズの個性はそうではなくて、意志は強く、自立心もあり、持ち合わせてる本質は人生の開拓者、探究者、求道者と言える。色々な夢があり、チャレンジだってしたい。己の可能性だって試したいし、沢山のやりたい事もある。だがしかし、この不遇の環境にあり、若くして未来が閉ざされた人生を生きなければならない身の上を強く強く悲観していた。そこで出会ったのがジャックであり、キャルとは違い、少ない時間でローズの本質をズバリ見抜けていたのだ。ローズが惚れるのは仕方がないだろう。信用しちゃうよねそら。母親だってモンスターになっちゃってるし、誰も助けてくれないし。ジャックは唯一の理解者なんだもの、命だって助けて貰うし、何か解放してくれそうだし。楽しいし、身体だって許しちゃうよね。うん、許す許すー。あーあ。

   続く

 

表現荒くてすみません。

楽しく読んで下されば幸いです。

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