久しぶりにコメを買った(3)
令和の米騒動は何を残したのか。
私にとっては、「たとえコメが手に入らなくても、なんとかなる」と思えたことが大きい。
2024年8月にコメ売り場からコメが消えたときは本当に途方に暮れてしまった。それ以前は何も考えずに毎日コメを食べていたので、コメを食べない生活ということが全くイメージできなかった。
ただ、手に入らないのなら他の食材で代替させるしかない。
もともと朝はコメは食べていなかったが、昼と夜はコメを食べていた。その昼と夜の食事をどうにかしなければならなかった。
私の行きつけのスーパーにはどのような食材が売っていて、それぞれの価格はどの程度なのか。それを毎日の食事として食べる場合は、どの程度の頻度でその食材を買えばいいのか。色々な情報収集と試行錯誤を経て、コメに依存しない食生活を模索していった。
コメが流通し始めて再びコメを買うようになったが、1キロ5000円を超えるような価格帯になってから、心理的な抵抗もあってコメを買うのをやめた。
ただしそのときは、コメが手に入らない時に構築した「コメに依存しない生活」があったので、特に困ることはなかった。
結果として、朝はヨーグルトとシリアル、昼はパン、夜は麺類という生活に落ち着いた。
現在はコメ価格もだいぶ下がってきたので再びコメを食べる生活に戻しているが、今回の経験があるので、再び「米騒動」のようなことが発生して全くコメが手に入らなくなってもなんとかなると思えるようになった。
やはり、コメを食べない生活を実際に1年近く続けることができたので、実生活の経験として「コメに依存しない生活」を把握することができたのが大きい。
これでもう、「米騒動」を引き起こした農水省の官僚や、価格が異常に高騰しているのに有効な手を打てない無策の農水大臣や、価格を釣り上げようとするあくどい業者の掌の上で踊らされることはない。




