久しぶりにコメを買った(1)
2024年の令和のコメ騒動では、コメの供給量が大きく減り、売り場からコメが消えた。
2024年の夏などは、買おうにもコメが売っていなくて価格の高騰以前に全く手に入らないような状況だった。24年産の新米が流通し始め、少しずつ売り場にコメが戻ってきたがただ量も少なく、かつ、コメ価格は異常な高騰を見せた。
一時期は5キロ5000円近くまで上がった。
コメ騒動以前は5キロ1800円程度で買えていたので、いきなり2倍以上に価格が跳ね上がったことになる。
それを機に、私はコメを買うことをやめた。
買ったのは一度、政府が放出した備蓄米を購入したときだけだ。
ただし、備蓄米が売り場から消えると、再び5キロ5000円近いコメが売り場に並ぶようになった。
確かに高いお金を払えば買えないことも無かったのだけど、ただ、高いお金を払ってそのコメを買うということにどこか心理的な抵抗があった。
需給を見誤って「コメ騒動」を引き起こした農水省の官僚や、コメを溜め込みわざと流通量を減らして価格を釣り上げようとする業者の掌の上で踊らされるのが嫌だった。
私はコメの代わりに、パンや麺類に主食を変えた。
一度買った備蓄米や、実家で余っていたコメを時々もらってきたりして、コメも食べるには食べていたが、それでも多くはパンや麺類を食べていた。
確かに主食を変えることに不安が無かったわけでもなかったけど、それでも特に健康問題を引き起こすこともなく、現在まで続けることができている。
しかし最近では、逆に「コメ余り」がニュースになっている。
高い25年産のコメは売れなくなって在庫が積み上がり、また新米となる26年産のコメも需要よりも供給が大きくなると予想されている。
さすがにコメ価格も以前よりは下がってきているので、私は再び主食をコメに戻すことにした。
食事のバリエーションを広げるという点でもコメは食べるようにしたほうがいいだろうし、やはり小麦製品(パン、麺類)を主食にし続けるのもどこか抵抗があった。
ということで、私は久しぶりにスーパーにコメを買いに行った。




