表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/83

第82話 十六日、④

(原文)

さて、池めいて窪まり、水漬ける所あり。

ほとりに松もありき。

五年六年のうちに千年や過ぎにけむ。

かた枝はなくなりにけり。

今生ひたるぞ交れる。

大方の皆荒れにたれば、「あはれ」とぞ人々いふ。


(舞夢訳) 

さて、わが屋敷の庭には、池のように地面が窪まって、雨水がたまっているところがあります。

以前から、そのほとりに、松が生えていたのですが、(土佐に行っていた)この五、六年のうちに、まるで千年が過ぎたかのように、半分がなくなっています。

それでも、新しく生えて来たような松も、あります。

(建物にしても庭にしても)この酷い荒れようを見て、「これほどまでとは」と、(土佐から戻った)人々は、嘆き合います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ