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Hello.War.  作者: 春玖
Chapter1
10/15

調子に乗った巨大糞ネズミ共をぶっ殺せ!!

この作品はフィクションであり実在する組織、団体、人物等とは何ら関係はありません。

ですが、他作品に影響を受けている事は確かです。あしからず

不快に思われる方はドンドン批判してくださってかまいません。

ありのままを受け止めようと思いますので、出来るだけお手柔らかにお願いします。


作品を構成する物:主にロマンと、そしてロマン、偶にロマンが含まれていて、隠し味はロマンです。


【アーヤ】

Lv.257

職業:イージス

HP 45603/45603

MP 403/553



【カーヤ】

Lv.257

職業:デストロイヤー

HP 33009/33009

MP 520/520


【ナルイ】

Lv.203

職業:ドラグノフ

HP 8056/8056 

MP 937/937


「シールド、レジストガード、守護の前奏、発動!」

術技【Shield】を発動します。 効果時間は5分です。

術技【ResistGuard】を発動します。 効果時間は5分です。

術技【ProtectionPrelude】を発動します 効果時間は10分です。






MOBのLvが馬鹿げてる。確かに同じLv帯のMOBは前回アップデート前にもいた。でもそれは3体や4体、溜まりすぎたとしても10体ぐらいだ。


それに、このクエストも本来は大広間に【ビックマウス Lv.16】が10体ほど沸いてただけの簡単なものだ。以前受注したフリークエストの三つはChapterに直接の関係はなく、何でもいいから三つこなせばこのクエストがリストアップされる、というものだった。




噂の本質はChapterのボスの、Lvの上方修正ではなくて難易度の過度な上方修正だった。そういうことだろう。





「ほんと馬鹿なんじゃないの!?クリアさせる気ないよね!?ナルイも後で師としてお仕置きをするから覚えてて!」



いつのまにかナルイが震えてることにカーヤが気づいた。



「ナルイちゃん、大丈夫だよ。お姉ちゃんも本気で怒ってるわけじゃないから。それとも、怖い?」



ニヒルな笑みをこぼしながら近づいてくるビックマウスを通常攻撃で牽制するカーヤ。MOBは多く、Lvは高い為にMPの無駄遣いはできない。MP回復してる間に攻撃され、戦闘不能になる事故死は誰だって一度は経験することだ。極力節約するに越した事はない。



ううん、違うの。と答え、何故か少し頬を赤く染める。震えは一向に止まる気配がなさそうだ。照準が震えては狙撃はできないだろう。早く復活してほしいと願うカーヤ。














「……私、どっちかっていうとドMな方だから…」



ドがついてる時点で、どっちかっていうとではない。



「おまわりさぁぁぁぁぁん!!ここです!こいつです!ここに変態がいます!!!!」



「……失礼ね」



「なんでアタシの周りって変態か変な人か馬鹿しかいないの!?ねぇなんで!?」



「待ってカーヤ!私は違う!むしろカーヤが馬鹿!!……カウンターブレイクっ!」

術技【CounterBreak】を発動します。効果時間は1秒です。



「……炸裂弾、セット。Fire」──スパァァン!

【67式─半自動型狙撃銃─春雷】に、炸裂弾をセットしました。



【王国親衛隊正式採用─最新型FCD】

イージスの武器であるFCD(空間制御端末)は、アーヤが指定した範囲に固定した空間を作成し防御。その範囲に応じて自身ステータスの防御力を基にした防御の倍率が決定される。


一つに固めればそれなりの硬度がでるが、薄く伸ばせば軟らかい粘土のようなものだ。


ちなみにカウンターブレイクは空間を一瞬だけ限界まで圧縮させる術技で、オープンキャッスルは自分ではなく対象とした者の周りの空間を制御する術技だ。



カウンターブレイクにより仰け反ったビックマウスにナルイは炸裂弾を打ち込む。さっきカーヤが牽制したときは駄目だったが、今回は問題なく狙撃する。



大広間の壁際まで後退し、この戦法を徹底することによって安定して殲滅されていく。しかし、炸裂弾一撃で倒せるわけでもなく攻撃してるのは実質ナルイのみ。



アーヤがカタストル、カーヤがデストロイヤーで殲滅してもよかった。だがそれはここまで数が多くなければの話であり、これだけの数がいるとなると殲滅してる間に洞窟が崩れ去ってしまう。




時間をかければ安全に、確実に殲滅できる。しかしこの2人に、それを要求するのはいささか厳しかったようだ。アーヤはカタストルに、カーヤはデストロイヤーに転職した。



だがその手にはいつもの武器はなく、アーヤはダガーでカーヤは素手だった。





「……何で装備しないの?」



「私はダガーさえ持ってたら爆弾系は使えるしね。EGRは持ってたらうっかり撃っちゃいそう。カーヤは?」


「え、アタシ確実にオーバーキルじゃない?いつもはそれが楽しいんだけど場所が場所だし控えようかなって」


「……普通装備がなかったら術技は発動しない」


「運営がアタシ自体を武器として認めたんじゃない?」


「全身凶器幼女って誰得なのよ」



「……私は結構好み」



「えっ?」



「えっ?」




閑話休題



「ナパームグレネード!」

術技【NapalmGrenade】を発動します。


アーヤは手に現れた手のひらサイズの爆弾を投げつける。しかし何も起こらなかった。



「お姉ちゃん!安全装置!安全装置外してないよそれ!駄目じゃん!!」


「うっさい!ナルイ、お願い!」


「……うん」



ナルイが手榴弾を狙撃すると爆発し、辺り一面が火の海になる。



「意外と凄いのね。焼きおにぎりって」


「これ、あと何発かで洞窟崩れると思うよ?フルスイング!」

術技【FullSwing】を発動します。



カーヤがビックマウスを思いっきりぶん殴ると、ビックマウスの体に穴が開いてしまう。威力が強すぎたために吹き飛ぶに至らなかった。



「しまった。これもオーバーキルだったか……」


「……いい加減ちゃんとしないとこれ以上捌けない」



ふざけているわけではないのだが無駄な時間を過ごしてしまった。そろそろナルイのMPが切れてしまう為、何かアクションを起こして時間を稼がないといけないだろう。それにもうすぐ補助術技の効果が切れてしまう。



現状を打破すべく、アーヤはエリアマスターに転職。正直アーヤはこの職業が嫌いだが、転移が便利なので取っておいて間違いはない。消費MP1000という欠点があるから戦闘には使えないし、戦争で使ったとき目の前に敵がいたら一瞬で負けてしまう為、普段にしか使えない。それでもLv上げから帰還するときに使えるし、逆にLv上げに行くときでも便利である。



エリアマスターとなったアーヤは杖【マテリアルスタッフ】を装備、攻撃を開始する。




「氷結陣、展開!」

陣を展開します。エリアを選択してください。


アーヤの手元に出現するフィールドマップ。そこで範囲を選択し、陣を発動させるのがエリアマスターだ。エリアを選択したアーヤは術技を発動させる。


「氷結陣、発動!」

発動エリアを決定しました。術技【氷結陣】を発動します。



選択されたエリア内全てのMOBが凍る。この攻撃で、多くのビックマウスが戦闘不能となった。



「そうだった、凍らせればいいんだった!早いし何も壊さないし強いし。私って凄い!!」


「っていうか何で今までお姉ちゃんそれ使わなかったの?やっぱり馬鹿なの?アタシの周りって馬鹿ばっかりなの?」


「……ばかばっか……ふっ」


「駄目だコイツ早くなんとかしなきゃ」




その後、デストロイヤーに戻ったカーヤの通常攻撃とナルイの炸裂弾でひたすらビックマウスを牽制。後ろからアーヤが氷結陣で凍らせる事により一気に全滅させた。


これまでの戦闘でビックマウスも疲弊していたのかもしれない。だがそれ以上にアーヤが火力厨なことが直接的な原因なのは語るまでもなかった。




戦闘を終了します。

フリークエストを終了します。

お疲れ様でした。

ギルドへ帰還します。



------------------------------------


普通のクエストならこれでギルドへ転送されるが、今回は違った。Chapter進行のイベントが発生する。



ようやくChapter1のボスだけど、私は少し不安になった。ビックマウスであれだけの難易度上方修正がされたのだ。楽に勝ったけど、敵MOB1体1体は通常MOBだったからだろう。これから始まるのは本当のボス。



まだLvで勝ってたら楽なんだけどなぁ……。



どこからか警報がなった。本当に洞窟の中なのにどこからなったんだろう。






────Emergency!!Emergency!!

────何者かの妨害を受け、転送することが出来ません。

────至急、妨害を受けない場所まで退避してください。

────Emergency!!Emergency!!

────何者かの妨害を受け、転送することが出来ません。

────至急、妨害を受けない場所まで退避してください。

────Emergency!!Emergency!!

────何者かの妨害を受け、転送することが出来ません。

────至急、妨害を受けない場所まで退避してください。

────Emergency!!Emergency!!

────何者かの妨害を受け、転送することが出来ません。

────至急、妨害を受けない場所まで退避してください。



────Emergency!!Emergency!!

────洞窟付近の地下水脈路に異常が発生しました。

────至急、避難してください。

────Emergency!!Emergency!!

────洞窟付近の地下水脈路に異常が発生しました。

────至急、避難してください。

────Emergency!!Emergency!!

────洞窟付近の地下水脈路に異常が発生しました。

────至急、避難してください。

────Emergency!!Emergency!!

────洞窟付近の地下水脈路に異常が発生しました。

────至急、避難してください。




ガラガラ────と、大広間から出る為の道が崩れ、退路を断たれる。


簡易戦争フィールドが再び発生した。




------------------------------------



チャプタークエスト【水石を守る者】


戦闘を開始します。

フィールド:水の神殿

味方:劣勢

敵:優勢

勝利条件:【天之水分神(あめのみくまり) Lv.231】1体の戦闘不能 ※BOSS

敗北条件:味方ユーザー全員の戦闘不能

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