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1話ー調査開始

「トヤヘリノもだいぶ落ち着いてきたみたいだね。」

「そろそろアタシ達の国の問題も手伝ってもらおうかしら。」

「おいおい、僕らは君達に手伝ってもらっていないよ。 それに、そろそろ封印が解ける。」

「完全に封印したんじゃなかったの?」

「そんなのできないよ。 塵になるまで消しさらないと、あの化け物はどうにもできないよ。 ね?」



白髪の青年が雑面のような布をかけている青年に話しかける。

雑面の青年はゆっくり首を縦に振る。



「その子連れてくる必要あるの? あなたの問に首を振るだけじゃない。」

「お仕事体験ってやつだよ。」

「体験期間何年あるのよ。」

「話戻すけど、封印が解けそうなら逆に好都合なんじゃないのか? 上手く利用すれば、こっちの問題は解決できそうだし。」

「面倒事を押し付けないでもらえるかな。」

「誰のお陰で昇格できたと思ってんのよ!」

「また、その話? もういいって、どれだけ前の話するんだよ。」



話し合いが白熱する中、雑面の青年がスっと手を上げる。



「いいよ、発言を許可しよう。」

「ルービタニアの問題を解決すれば、ベルリアルの完全封印を手伝ってくれるのか。」

「君達の働き次第だね。」

「俺を使うのはどうだ。」



雑面の青年以外の四人は少し驚いたような表情をする。



「場所が特定できてないって言ってたよな。 おびき寄せれば良いんじゃねぇか?」

「それは良いけど…。 君はどこで待機するの?」

「ガレオンがあるじゃねぇか。」

「うわぁ、君本気?」

「当たり前だ。 あいつらが出てくるまで、俺は待つ。」
















私はセルフィー。

トヤヘリノ東地区の城下町に住んでいる18歳。

私今、準備中なの。

何の準備かって?

それは、隣国のルービタニアに行く準備よ。

実は、おじいちゃんがよく「ルービタニアの実験施設が無くなればなぁ」って言ってて、それがずっと気になってたんだよね。

でも、三年前におじいちゃんは亡くなっちゃったの。

私はおじいちゃんのことが大好きだから、おじいちゃんの願いを叶えてあげたい!

だから、ルービタニアに行く準備をしてるの。

具体的に準備するものは、私を手伝ってくれる助っ人。

調べたら結構前からこの研究所ってあるっぽいし、そんなにすぐ無くすってできないと思うんだよね。

無くならないのには、きっと理由があるはずだから、もっとしっかり調べたい。

学校を卒業して、一人暮らしを始めると一緒に、ルービタニアについて調べることにする。

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