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序章

執筆動機 

 定年退職後、30数年ぶりに再開したサッカー。60代のシニアサッカーチームに所属して3年経過した。若い頃と比べると、体力は減ったが、ネタは増え続けている。

 その活動内外で起こった可笑しくも哀愁漂う出来事を随筆として執筆してみようと思い立った。


作品のテーマ

 やる気に満ちた思いと老いた身体とのずれへの焦りや哀感を自嘲に変換した視点。


作品の特徴

各段、各章を川柳で結んだ作品。散文と川柳による余韻の反復効果。

 どうして 青空が見えるのだ?相手はどこに消えたのだ?聞こえるのは 足音と笑い混じりの息遣い。芝に打ちつけた後頭部が痛い。

 私は、還暦を過ぎてからサッカーを再開した 若い頃と比べると、体力と出場時間は減ったが、悔恨とネタは増えた。

 これから語るのは、劣化したゴムのような身体と空回りする精神に抗いながらも、懲りずにスパイクを履き続けている年寄りの、野望と無謀に溢れた、苦くて塩っぱい川柳随筆である。

 ここで一句

 老境に 入りて患う 中二病


 

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