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幻想教師   作者: 君島 和人
1/4

とある誰かのプロローグ

※プロローグは独立した話です。


※本編→プロローグ。プロローグ→本編 どちらからでもokです。お好みでどうぞ。


※めんどくなったら本編からどうぞ


by 作者

人は皆、夢を見る。


叶えたい夢があるから。自分には無理と思いつつもずるずると引きずって大人になっていく。まるで終わらない夏の宿題のごとくつもりに積もった思いは見えない重りとなって心にしがみつく。


人は皆、他人を羨む。


自分にはない人格キャラクターに。人は思う、なぜ私ではなかったのか。神様は不公平だ。声にならない心の声はやがて心を蝕み自分キャラクターを変えていく。


そして・・・


人は皆、想像する。


もし自分がヒーローで、皆を救える救世主だったら。または何千万の群集の前で歌う歌手。アイドル。人は夢を見、そして想像する。幻想を抱くことは誰にだってあるのだ。


いや、必要だ。必要なのだ!! 


彼は言う。


「夢は夢じゃない。叶ったからこそ夢なのだと」


彼は言う。


「自分なんて知らないほうが一番。だって自分を知ってしまったらつまらないじゃない」


彼は言う。


「幻想を現実に。現実は幻想の世界においてきたと」



だって・・・


そのほうが面白いのだから。一度きりの人生我慢や思いとどまってる時間なんてない。


おわり



_____



「終わったーー。いやーーー長かった、苦節二十年やっと書き終わったーーひゃっほーーー」


パソコンの前で喜びの宴を上げる。今ならサンバでもタンゴでも踊りかねないテンションで一人騒ぎ立てる。


紹介しよう。彼の名前は幻静 正人、歳二十五歳。身長 並 体重 軽 チャームポイントはあほ毛と呼ばれるものが一本ピーーンとアンテナのように立ち上がっている。ちなみに感情によってあほ毛が回ったり、お辞儀をしたり、へたったりと頭の上がうるさい男である。  


注意 幻静さんは気づいていません。温かい目で見守りましょう。


「おっ、早速コメントがついてる。どれどれ」


「ちょっと正人!! 今何時だと思ってるの!!」


一階から声がかかる。


「三時だろ。まだ早いって」


「その三時が深夜の三時、正確には二十七時 三十分だからこうして声を荒げてるんだよ。わかったら早く寝ろ」


「嫌だと言ったらどうするつもりなんだ」


ちょっと煽るように威圧する。それに対して何の反応も返ってこなかったので心配になって扉を開けると俺は眠らされていた。鈍器 フランスパン。 誰のかじり後かわからない歯形がついたフランスパンによって俺は眠りへと誘われていった。


_____



komento gennsoukyoushi



_____





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