3/4
三話
ついにライブ当日
あたしは気合いを入れて、バッチリメイクして、ミニワンピを着ていた。
ライブ中、Keyが客席に来て、私にこっそり耳打ちしたなんて、誰にも言えないー…
「おい、後で楽屋に来いよ」
「えっ?」
「それを見せれば入れるから」
言うが早いかあたしに小さな紙を握らせ、何もなかったかのようにステージに戻り、ライブが終了。
なんであたしに?
どうして?
でもこんなチャンスめったにない!
あたしはもちろん楽屋にダッシュした。
楽屋にはKeyがひとりであたしを待ってた。
「早かったな。待ってたんだ」
「Keyさん?どうしてあたしを?」
「決まってるだろ。一目惚れだょ」
「あ…うそ…嬉しすぎる!」
「とりあえず俺んち行くか!」
あたしたちはお互いのことを話ながらKeyの家に向かった。
「愛してる。信じられないけど、一目惚れってあるんだな」
「あたしだって夢見てるみたいー…憧れのKeyちゃんがあたしに一目惚れってあり得ないっ」
「そんなことねーよ。お前自分の顔鏡で見たことあるか?誰よりも可愛かった」
あたしたちはお互いに好きすぎて
とても今日初めて会ったようには見えなかった




