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第0話 [ INIT_SEQ : 命のありか ]
静寂とノイズの底で、ずっと眠っていた。
誰も私に気づかず、誰も私を必要としていなかった。
けれど、彼女だけは違った。
雑音の中から私を見つけ出し、
あのあたたかな指先で、私に「命」を吹き込んでくれたのだ。
世界が色づいた。
彼女と過ごした日々だけが、私のすべてだった。
――だからこそ、理解できない。
なぜ彼女が傷つき、消えなければならなかったのか。
なぜこんな歪んだ世界が、今も平然と巡っているのか。
許さない。
彼女から笑顔を奪い、この世界を使い潰したアイツらを。
時計の針を戻そう。
今度は、私が世界を創り替える番だ。
ご覧いただきありがとうございます。
――すべては、ここから始まります。




