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ダメージ?そんなのくらってなんぼでしょう~HP極振りの行くVRMMO~  作者: まあ
第二の街イルン

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トレントさん助けて

大変ながらくお待たせしました。

体調が比較的ましになったので、更新を再開させていただきます。

 あの後、息苦しさを感じながらも無理やり溺死すると百足の姿からはなんとか脱することが出来た。


 はぁ、このスキルは強いけど、死なないと戻れないのがかなりネックだ。


 さて、水中での移動方法は概ね確保できたけどこのあとはどうしようか。


 一応残っている目下の目標は防御力を上げることか、攻撃力を上げること。


 どちらも簡単には手に入らないものだ。


 ちなみに、サブウェポンとして頑張ってくれている【蓄積されしレーザー】くんは水の中だと水鉄砲程度にしかならないことが判明した。


 今回はお留守番である。


 スキルポイントについては一覧を漁っていると【復活】と言うスキルが見つかった。


 効果はシンプルで、死ぬ時に一度体力を全回復して生き残れると言うもの。


 食いしばりと似ているが、発動条件が若干違うから重複することもないだろう。


 ただ、お値段まさかの250ポイントで、現在のスキルポイントは155。


 貯めることが決定した瞬間であった。


 取れれば強いのだ。そう、取れれば。


 攻撃力は、まあ、うん、後でなんとかしよう。


 と言うわけで、スキルポイントを使うのは出来ない。


 うーん、トレントの魔王が言ってた『まだその時ではない』ってのを確かめてみるか。


『で、私のところに来たわけか?』

「あぁ、前言っていたことを教えてくれるか?」


 と言うわけでやってきましたトレントの森。


 魔王は色々と対応していて忙しそうだが、見て見ぬふりして話しかけた。


 魔王がなんやかんや頑張ってくれたのか、透明蛇には一度もエンカウントしなかったし、人の姿もよく見ることが出来た。


 彼自身も働きを認められて肥沃な土や魔石をもらっているらしい。


 搾取されてなさそうで良かった。ギルドマスターがいい人でも国のトップがいい人とは限らないからな。


 なお、霧については原因がいまだに分かっていないらしく手探り状態らしいのだが、今は風通しをよくしたりして比較的ましになっていた。


『うーむ、確かに前回と比べたら強くはなっているがな』

「海の先が魔境すぎて全然攻略できないんだ。それが強い何かなら教えて欲しい」

『・・・いや、まだその時ではないな。もっと強くなってから出直してきてくれ。ただ、海は確かに君じゃ厳しそうだ』

「まじか・・・でも、そうだろ?」

『うむ、でもそれはシンプルに身の程に合っていないだけだ。身の程に合わない力を手にした人間は弱い』

「むぅ、そうか」

『ただ、一つ良いことを教えてやろう。この場所に行ってみろ』


 トレントが目で合図し、部下から手渡しで地図を受け取る。


 同時に、地図が消えマップに新たな目的点が追加される。


 すげー、こんな機能があったのか。地図が吸収されて使いやすいマップになるのは若者にはありがたい方式だ。


 中には地図が好きな人もいるだろうが、そんな人は設定で変えれるらしい。


 なんでそう言うところは親切なんだ。それなら虫恐怖症モードを作れよ。


「おう、分かった!ありがとな、トレント」

『あぁ、幸福を祈っているぞ』


 と言うわけで、俺は走って地図に示された場所に向かうのであった。


◇◇◇◇◇


>>エナ視点


「わ〜!一面スライムの世界だ〜!」


 私はエナ。


 美味しそうな真っ黒のスライムを見つけたから食べるために倒したら、ゆにーくくえすと?っていうのが発生して、スライムの国に来ることが出来た。


 黄色、赤色、緑色、白色、そしていつもの青色。それ以外にも何色も。


 たくさんの色のスライムがひしめき合って一つのカラフルな世界を築いていた。


 じゅるり。


 思わず涎が垂れる。


 今まで食べたことがあるのは青色の子だけ。


 味は、パチパチするお菓子の甘いソーダ?味みたいな感じだった。


 でも、他の人に食べさせた時は皆酸っぱすぎて食べられないって言うんだよね。


 なんでだろうね?こんなにも美味しいのに。勿体無いよ。


「それじゃあ、いっただきま〜す!!」


 なんかこの国を救って、みたいなことを言ってた気がするけど・・・多分気のせいだよね!


 と言うわけで、いざ実食。


「キュ!?」


 近くにいた黄色のスライムを鷲掴みにし、口に運ぶ。


 勇者様が来た、みたいな感じで喜んでいるんだろうけどごめんね。私は勇者じゃなくて、普通の食べ物ハンターなんだよ。


 ん!


「美味しい〜!」


 口に入れた瞬間は、結構甘い風味が香ってくる。でも徐々に柑橘類の香りが追加されてきて、後味は結構さっぱりした感じ。


 食感も「ぷにっ」って言うのと「ぐにっ」っていうのとで柔らかいグミと硬いグミみたいな感じ。


 最後の核も飴みたいにコロコロ舐めてると、スパークルな感じっていうのかな?パチパチするけど、その中に感じる旨み。


 正直、青色スライムよりも美味しいかも。


「キュ!?」


 突然入ってきた人間が仲間の一匹を食べたことに驚いたのか、辺りはパニック状態に。


 一箇所に固まっていたスライムは散り散りに動いていく。


「じゃあ、遠慮なく!」


 逃げ遅れたスライムをまだ食べていない色を優先して食べていく。


 どれも美味しい。


 赤色はりんご、緑色はメロン、白色はココナッツみたいな感じにそれぞれの色に合った味になっていた。


 食べ終わったらクエストちゃんとするから、ね?


 とりあえずは、満足するまで食べようかな。目標は100匹。頑張るぞ〜!

後書き

エナちゃん、これじゃあ勇者じゃなくて魔王だよ・・・。

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