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番外編ー転生者とバタフライエフェクト②ー

近日中に投稿するといったな。あれは嘘だ。


ゥワアァァァァァ゜゜(´O`)°゜


という訳で投稿です。遅れてすいませんでした。


 ーさて、あれから一週間が経ちました。


 私は比較的カーストの高い身分ですが、以前説明した通り攻略対象(幼なじみ)等私より高い地位を持つ人もいます。

 そんな方からお茶のお誘いを受ければ当然断る事など出来ない訳で………


 つまり何が言いたいかというと、


「ふふふ、突然誘ったのに来てくれて嬉しいわ。姫子ちゃん、私のサロンへようこそ」


 腹黒メガネ系副会長の婚約者であり悪役令嬢であるお姉様とお茶会をするところなのです。


 …………どうしてこうなった。


 ーーー


 切っ掛けは朝のSHR前、私の幼なじみ兼大親友であり、お姉様の妹でもある“ともちゃん”ー本名は全く別ーとお話をしている時でした。


 ともちゃんは他の生徒たちと比べたら庶民的な思考を持っているから前世が一般人な私と価値観が変わらないので親しみやすかったのです。


 しかし、この間ここがゲームの世界だと思い出してから一つ疑問が出来たのです。


 それは、


「“ともちゃん”、(ゲームに)いなかったんでよねぇ」


 ーーそう、ともちゃんはゲームでは存在しないと言うことなのです。

 まぁ、自分自身がイレギュラーみたいなものですし、そのバタフライエフェクトとして生まれた存在なのかもしれませんが、そんなものは関係ありません。今、私達は大親友という事実が大事なのです。


「えっ、何?何処かに行ってたの?」


 …………おっと、また考え事が口から漏れてたようですね。

『うん、ちょっと昔の事だけどね~』等とごまかしていると教室の扉が開き、誰かが入って来ました。


「ごきげんよう皆さん。姫子ちゃんはいるかしら?」


 どうやら、入って来たのは悪役な先輩であるお姉様のようですね。しかも私に用があるようです。因みに姫子は渾名です。本名にかすりもしませんが。


 っと、また話がそれましたね。呼ばれている以上返事をしないわけにはいきません。余り関わりたくないのですがーー」


「おはようございます、先輩。何かご用ですか?」


「貴女はもう少し気をつけて考え事をしたほうが身のためよ」


 と、こめかみを抑えながら返事をしてくれる先輩。


 どうやら、また考え事が口から漏れてたようです。


「まぁ、いいわ。教室の放課後、私のサロンに来てくださる?少し話したい事があるの」


 ーーそれじゃ、また放課後に。


 そう言い残すと先輩は返事を聞かずに自分の教室へ戻ってしまいました。まるで、拒否権はないと言外に告げるかの如く。


 これって……一般的にいう『お呼びだし』という奴なのでしょうか?


 放課後の事を思うと頭が痛くなりそうでしたが、一日の授業は確りと受け、そして今に至るという訳なのです。


 …………本当に、どうしてこうなったのだろう。

次回は4月中頃の予定です。

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